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北海道の震災で学んだこと【デマは不安を煽ります。ほんとやめて】

2018年9月6日の夜中に起こった地震。まだ記憶が鮮明な方もいるかもしれません。

その時の状況と必要だったなというものを当時の経験を踏まえ、まとめてみたいと思います。

 

震災当日 夜中に飛び起きた

地震があったのは夜中で緊急地震速報で目が覚め、その直後に大きな揺れが起きました。ひとまず揺れが収まるのを待ち、テレビをつけると直後に停電。情報が入ってこない。しかもたまたま携帯の充電をし忘れており残り30%程度。絶望。着替えをして外にでると真っ暗で近くの近所の人も外を覗いている様子。その日の午後から仕事だったため一先ず翌日から行動しようと休息をしました。

→このあとコンビニにでも行けばよかったと後悔しましたが停電もあったのでコンビニも混乱してただろうなと思います。

 

翌日街の状況を見に行ってみた

午前中早い時間から街の様子を見に行くと信号は消え、ゆっくりと走る車、時々アクセルをふかす車もいて怖い。なぜか公園でキャッチボールをしている若者も。

近くのコンビニは閉店していたのに長蛇の列。

大型ショッピングモールもどこから並んでいる?と思うほどの長蛇の列。

何も買うことができず、備蓄することの重要性を感じました。

→長期保管できるものは定期的に補充しておくと安心したなと思いました。

※その後開店したコンビニやスーパーに行きましたがものが全くなく、何も買うことができなかったですね。意外と小さな商店ではお水が売られていました。

 

あんちゃさんというブロガーの方が地震があった時のことをまとめています。 ここに必要なものリストも書かれていて、超ありがたいです。

 

デマに騙されない

ツイッターだけでなく、フェイスブック、ラインのタイムラインなどに流れたデマ。これによって不安を煽られた人も多いんじゃないかと思います。

 

電波障害があるとか

地震が来るときは大きな地鳴りが聞こえるとか

 

こういう情報があったから嫁ともし何かあった時には集合場所はここにしようと決めることができましたが、マジで不安を煽るやつ神経どうかしてる。

不安は不安を巻き込んで大きくなりますから。あれは情報を使った犯罪ですよほんとに。

今回の台風でもデマが流れているようで、確かな情報を得て行動してほしいと思います。

 

停電中はラジオで情報収集

上記に書いたように携帯の充電がなかったことや停電に伴いテレビからの情報が入手できないため不安は強かったですね。

そして充電があったとしても携帯はいざというときの連絡用で情報収集は携帯ラジオから収集しておけばよかったと後悔しました。

→情報収集はラジオで、携帯は非常連絡用で。充電があるだけで人間だいぶ安心します。

 

この時は水道とガスが生き残っていた場所にいたので、水の安心感はありましたが、電気がない生活をしたのは初めてで電気のありがたみを感じました。

 

電気で水をくみ上げているマンションは水道も止まっていたみたいで、ライフラインが止まっていた人たちは本当に大変だったと話されていました。街中でも電気の復旧が1週間近くされなかったところもあったみたいで本当に大変だったと記憶しています。

 

ライフラインが止まることは生命に直結するので、ライフラインについての情報収集が大事だと感じました。そしてその情報も確かなものを得ることが必要だと思います。

僕の生活圏ではわりと早めに電気の復旧がされましたが物が普段のように入荷されるまではしばらくかかりました。徐々に日常に戻っていくのでその光景をみると安心しました。

 

一人にはならないように

一人を好む人は多いかもしれませんが震災などの災害の際に一人でいることはいつも以上の不安を感じると思います。あんちゃさんが書いていたようにゲストハウスに行ったり、避難所に行ったりすることで一人の不安は少しは軽減されると思います。一人で頑張るのは長くは続きません。誰かに頼ることは本当に大事です。

 

今回の台風でもライフラインの安定と確かな情報が集まるとともにデマで不安が強くなりませんようにと願うばかりです。