失敗してわかったシンプルな成果の出る読書とは【行動しやすいハードルにしよう】
皆さんは読書をしているでしょうか?
①趣味で読書をしていたり
②仕事に何か生かそうとして読書をしていたり
③自分を変えようと思い読書をしていたり
など
様々な理由があるのかなと思います。
僕は②と③の目的を達成しようと読書をしてきました。
しかし、読めども読めども成果が出ない。
学校で学んできた”受験のための勉強”しかしてこなかったが故に
成果のでない読書を続けてきてしまっていたのかなと思います。
その失敗を踏まえ
実際にどうすることで読書した内容を仕事に活かすことができたり
自分を変えることができたりするのかについてまとめていこうと思います。
結論
「成果を出すには失敗のハードルを調整しよう」
もくじ
⒈なぜ読書をしても成果が出ないのか
⒉なぜ失敗のハードルを調整する必要があるのか
⒊失敗→改善のサイクルに慣れよう
⒈なぜ読書しても成果が出ないのか
シンプルな成果の出る読書の方法とは
「読書で学んだ内容を実際にやってみること」
読書しても成果が出ない場合は、成果や成長につながる行動ができていないのかなと思います。
成果や成長につながらない行動はただ本を読んでそのまま終わってしまうこと。
本を読むということ自体も行動の一つではありますが
成果を出したり、成長するためには本を読むだけでは何も変わらないのです。
成果や成長につながる行動は、読書をした後に、その内容を実際にやってみること。
成果や成長につながる行動かどうかを判断するためには
その行動をした結果なにかが変わったかどうかがポイントです。
もし「読書はしているがなにも変わらない…」となっている場合は
成果や成長につながる行動ではない可能性があります。
そしてもう一つ、成果や成長しにくいジャンルの行動ではないか、というところも考えるといいかもしれません。
一般的にスキルを身につけたり、性格を変えたりすることはすぐには身につかないものです。
愚直に行動を続けるしかないのも事実かなと思います。
例えるなら自転車を乗ることを例に挙げると
自転車の勉強をしていても乗れるようにはなりませんよね
自転車を乗るためには、自転車を何度も何度も乗る練習をする、という行動を繰り返すことによって自転車を乗れるようになる、という成果を上げることができるのです。
実際に仕事に生かすための読書だったり、自分を変えるための読書をするときにはうまくできていない人もいるものです。
⒉なぜ失敗のハードルを調整する必要があるのか
失敗のハードルの調整をする必要がある理由は
「行動しやすい状態を作るため」
です。
行動しないことには成果も成長もできないなら、行動するしかない、となるのですが
行動できる人ならいいです。
でも多くの人は
実際に行動する事がめんどくさかったり
行動することが怖かったり
何を行動していいかがわからなかったりするのかなと思います。
実際に何を行動していいかが分からないと言う人はいろいろな本やブログ、自分がなりたいと思っている人から情報を集める必要があります。
行動することがめんどくさかったり
行動することが怖いと言うパターンに関しては、行動しやすい状態を作る必要があります。
失敗のハードルを下げ、繰り返し行動することができるようになると
成果や成長につながっていくようになります。
失敗のハードルはある意味行動のハードルとも言えるかなと思います。
実際にどうやって失敗のハードルを下げるのか
失敗のハードルを下げるには、乗り越えるべきハードルをどんどん下げてしまうこと。
極端に言えば1分で終わるような行動に調整することで
失敗しても痛くないものになったり、手間や時間がかからなくなるため
毎日続けることが苦痛なしにできるようになります。
料理をしたことない人が例えば製作時間が15分から20分かかるような料理をするより、電子レンジで3分で作れてしまうようなものの方が作りやすいと思いませんか?
まずはハードルをどんどん下げる。成果や成長につながる行動をするために重要なことだと思います。
「ただ行動するだけでは成果や成長しにくいのでは」という意見もあるかと思います。
もちろん行動し改善することで成長していくことができますが、
行動することに慣れない人は、まずは行動を習慣化するところから始めるのがオススメです。
行動して、改善して、と無理をすることで、そもそもの行動が止まってしまっては意味がないからです。
改善するのは失敗のハードル下げて繰り返しやってみてそのことに慣れてきてからでいいのかなと思います。
一生懸命がんばって毎日のハードルをこなしていくと言うのではなく
実際に失敗してもほとんど痛くないレベルの行動だったり
時間のかからないような行動ができるようにしていくことが重要だと思います。
⒊失敗→改善のサイクルに慣れよう
ハードルを下げることで実際に僕も今までできなかった家計簿をつけることを習慣化することができました。
ハードルを最低限まで下げて、繰り返しこなして慣れるまでやったことによって続けられた。
そして慣れることで余裕ができ、このような思考になります。
もっと節約するにはどうしたらいいのかな
とか
もっと貯金できるようにするにはどうしたらいいのかということを考えられるようになります。
この段階に来ると、改善の段階に来たのかなと思います。
実際に行動してみて
何も変わらなかったり、失敗したりした場合は
改善のタイミングに来たことがわかります。
効率的に改善していくためには
実際に今の自分はどんな状況を把握することが必要で
その行動をしてみた結果どうなったか、と比較することで変化がわかるのです。
そして、失敗した、ということは、その行動によって僕らは得るものがあったということ。
それをあとは改善していくことで
成果が出たり、成長することができるのです。
そしてこの失敗→改善のサイクルもハードルを下げると
習慣化しやすくなり、また次の行動や改善をしていくことができるようになります。
以上まとめると
・成果や成長につながるための行動をしよう
・僕ら人間はめんどくさがりで怖がりなので、失敗のハードルを下げて行動にできる状況を作ろう
・成果や成長を自動的に行っていくためには失敗と改善のサイクルを習慣化しよう
読書のとき1冊ずつか何冊も同時に読むべきか
「1冊ずつ本を読んでいると途中で飽きてしまって最後まで読めない」
読むスピードが遅いから1冊ずつ読んでいるけど最後まで読めずに飽きてしまう
並行して読書をするといいというのを聞いたけどどれも中途半端になってしまう
僕が読書を始めてしばらくは1冊を最後まで読みきれなかったり
何冊も同時に読んだ方がいいと聞いて読んでみたがどれも中途半端になってしまったりとうまくいかないことが多かったです。
読書をするときに1冊ずつの方がいいのか、何冊も同時に読んだ方がいいのかについて
読書をしていて気づいたこと、有効な方法についてまとめていこうと思います。
読書は何冊も同時に読んだ方が効率が上がる
結果的に、読書は何冊も同時に読む方が効率が上がりますし、記憶の定着や内容の理解を促してくれるなと実感しています。
1冊ずつ読んで最後まで読めない理由としては
・内容に飽きてしまう
・新しい発見や知識のつながりを感じにくい
・集中力が続かない
何冊も同時に本を読むことで
・内容の飽きにくくなる
・読んでいる本同士の知識を繋げて考えることができる
・2冊ずつ読むため飽きにくくなり集中力を保つことができる
何冊も同時に読む方が1冊ずつ読むよりも効率がいいし
楽しく読書を続けることができます
どの本を選ぶべきか?
何冊も同時に読む方がいいというけどどの本を選んだ方がいいのか
知識を深めるなら同じジャンルの本を選んだ方がいいのか
始めから3冊、4冊と増やして読むことは読書初心者だけでなく
同時に複数の本を読んだこと(以下複数読みとします)がない人にとってはハードルが高いです
複数読みをするために必要な方法について3つまとめていこうと思います
- 複数読みは2冊から始めよう
- ジャンルは違う方がいい
- 読むべきジャンルとは何か
複数読みは2冊から始めよう
本を複数読む時はまず2冊から始めることをオススメします。始めから3冊、4冊と読み始めると、どの本にも集中することができずにどれも中途半端になって飽きてしまうのです。
また、本の読むスピードも遅くなるため「まだこれだけしか読めてない」と達成感も感じにくいことも考えられます。
複数読みはまず2冊から始めてみましょう。
ジャンルは違う方がいい
2冊本を読むとして、「どのジャンルを選んだらいいの?」と思われるかと思います。
1つの分野を深めようと決めたときには同じ分野の本を読む方がいいですが、この複数読みの場合には別のジャンルを読む方がどちらの本を読み進めることができます。勉強でも常に数学を勉強するよりも、気分転換に理科や社会、英語など別の分野を間に挟む方が集中が途切れずに頑張れた、という経験をしたことはないでしょうか。
別の分野の方が、切り替えができて集中することができます。
1つの分野の本を続けて読む場合には、同時に同じ分野を読むより1冊ずつ読むことで全体の流れや内容を把握することができ、次に同じ分野の本を読む際にはより理解が深まると考えられます。
例えば
①コミュニケーション+自己啓発本
②コミュニケーション+プログラミングの本
③コミュニケーション+英語
のように読んでいくことが複数読みとしてはいいと考えています。
読むべきジャンルとは何か
割と限定的な話になるかもしれませんが、
例えばブログを書いている人だったら、ブログのテーマとなる内容の本+ブログに関する本を読む必要がありますし、
フリーランスを目的としている人だったら、自分の専門分野の内容の本+税金などのお金の話や法律の話、営業もしているとの話であれば、営業の話やセールスライティングなどの知識も必要になるかと思います。
読むべきジャンルとして考えると
「自分の活動に関する内容+その活動を続けていくための知識を得られる内容」
を読んでいくことが必要なのかなと思います。
以上、読書の複数読みについてのまとめでした
- 複数読みは2冊から始めよう
- ジャンルは違う方がいい
- 読むべきジャンルとは何か
この方法を使うことで、読書を始めたけどなかなか読破できない人や読書量が増えない人が少しずつ読書の量を増やしていくことができますので、ぜひ使ってみてください。
読書の効率を上げるには集中力を上げよう
「もっと効率よく読書ができればいいのに」
本を読もうとしてもいまいち効果を感じられないな
読書のスピードが遅いから、読む量が足りていないんだろう
努力が足りていないんだろうな
読書はしたい!でも、読書の効果が感じられないからモチベーションも保てない
努力するにしても、読み慣れてないから効率も良くない
僕の考える読書のモチベーションは
・量を沢山読むこと
・新しい知識を学んだ時
・読書のおかげで人生の何かを変えることができた時
この3つが大きいのかなと思います。
そして、僕も本を読むときは遅いので、あまり進んだ感じがせず、モチベーションも維持するのが難しいと感じていました。
そんな遅読家の僕でも効率を高めることで読書の量を増やしたり、新しい知識を学んだり、読書のおかげで人生を変えることができました。今日は読書の効率を上げるための方法についてお話ししていこうと思います。
読書の効率を上げるには“集中力”を上げるだけでよかった
読書中、何十ページも進めることができると「集中して読むことができた!」と満足感を得ることができるのではないでしょうか。
読書においてモチベーションを保つためには“集中力”がキーポイントとなります。
集中力があれば理解する力が高まりますし
集中力があればページもどんどん進めることができます。
そんなこんなで集中力を高めよう!と思い立ったのです。
集中力は気合では高まらない
集中力を高めようと始めは色々試していました。
コーヒーを飲んでみたり
栄養ドリンクを飲んでみたり
窓を開けて気分転換してみたり
もちろん一時的に集中することができましたが、すぐに切れてしまいぼんやりと他のことを考えたりしてしまっていました。
後に、集中力の正体(ウィルパワー)について知ったときはあまりにも非効率的に取り組んでいたなと反省したものです。
この集中力について学んでから
すぐに高めることができる方法と長期的に集中力を高めていく方法を知ることができました。
そして今回は実際に効果があったすぐに集中力を高めることができる方法を3つを紹介していきたいと思います。
- 朝の起きがけの時間で読書が進む
- 運動後は集中力が急上昇
- 立ちながらor歩きながらの読書は頭が冴える
朝の起きがけの時間は読書が進む
集中力が一番高まる時間は起きて食事を取った後の30分と言われています。
朝は集中力が一番高く、食事後というのもあり、集中力は爆上がりなのです。
しかし、起床後2時間は元々集中力が高い時間帯でもあるので、食事を取った方がより集中できますが、食事前でも集中できると感じられます。
僕は食事が遅いので、朝食に時間がかかり、早起きをしたとしても食事が終われば仕事に行かなければならない時間になってしまいます。
そのため、起きてすぐ15分は読書をする、というルールを設けています。
すると朝起きて、まずは15分読書する、としていると自然とページは進むんですよね。
そして仕事後のぼんやりした状態より集中でき、内容が理解できる。
朝読書はすぐできて、すぐ効果がわかるので、やる気も湧いてきますよ。
仕事後に無理に読書をしなくてもいいんです。
この方法に加えて、さらに読書が進む小ネタもご紹介します。
メンタリストDaiGoさんの「自分を操る超集中力」で
ノートを開くことでも集中力のエネルギーは失ってしまうからノートも開きっぱなしにするのがいいということで早速実践。
リングタイプの開いたままにできるノートだとページが戻ったりしないので使いやすいです。
これを読んで思ったのは
「ノートを開くのでもエネルギーが失うなら、本を開くのも集中力のエネルギーを使ってしまうのでは?」
と思ったので、本を開いたままにできるブックストッパー(実際に使っているのはフリップクリップというアイテム)を使ってみたところ、ノートと同じ原理なんだということがわかりました。
そして、その開きっぱなしのノートと本を机の上に置いておくと
不思議なことに本を読むことの抵抗をかなり少なくできました。
意外と本を開くというのも人は億劫なのかもしれないですね。
運動後は集中力が急上昇
僕は国家試験前に学校にあるランニングマシーンを使ってよく運動していました。運動後は体も温まっているからか集中力も高まり、問題集を解いていくのに最適だなと感じていました。
運動をした後で集中力があがるのは、運動によって脳に沢山の血流が回るようになるため、栄養素や酸素が十分に行き渡るためであるそう
最近自粛が続いていることもあり、外での運動はあまりできないですが
室内でできる運動を取り入れてみることで集中力を高めることができるようになります。
軽いジョギングくらいの運動を20分くらい続けることで集中力を高めることができるとジョージア大学での研究結果が出ています。
自宅内で軽いジョギングくらいの運動を20分続けると考えると
2週間で10キロ痩せると話題になったあの動画がちょうどいい感じがします。
そして、もう少し強度を高め、短時間で行いたい!という方はYouTubeで「HIIT」と検索してみてください。色々な人が動画を出しており、これも話題になっていたそうですね。(僕は同僚に教えてもらい最近知りました。)
僕は長時間の運動より、短時間の高負荷の運動の方が好きなので、このHIITを5分程度やっています。
このブログもこのHIIT後に書いていますが、集中力が全然違います。仕事後でも集中力をある程度取り戻すことができるんだなと実感しています。
立ちながらor歩きながらの読書は頭が冴える
これは以前のブログでも紹介しましたが、座って読書をすることはすぐにだらけてしまったり集中力が切れてしまうのでオススメできません。
だらけてきたなと思ったり、集中できなくなってきたなと思ったときは思い切って立ち上がってみることをオススメします。
パッと頭が切り替わるのがわかると思います。
脳に血流が回るような正しい姿勢で読書に取り組んだとしても
様々な研究から15分座っていると認知機能や集中力が低下し、作業効率が低下することがわかっているそうです。
15分に1回立ち上がるのでもいいかもしれませんが、立ちながらや歩きながら取り組むことによってその手間は省くことができると思います。
集中できないなと思ったらまずは立ち上がってみましょう。
おわり:集中ができると夢中になれる
子供の頃に夢中になって遊んでいた記憶を思い出してみてください。
友達を遊んでいるとすぐに時間が過ぎてしまって帰る時間になってしまったり
気づけば何時間もゲームをしていたり
はたまた、面白い小説を見つけ読んでいたら最後のページまであっという間に読んでしまったり
集中ができることって楽しい体験なんだなと思い出されます。
現代の環境は集中を切らせるものに溢れており、子供達だけでなく大人も集中することができない状況にあると思います。
仕事中もそうですし、子育て中の方も常に一つのことに集中することは難しいだろうと感じます。
そんな中でも少しの間でも集中できる時間を持てることは、気分のリフレッシュにもなり、何かを達成するためにも必要な時間だなと感じます。
もちろんまとまった数時間の集中を持つことは難しいでしょうが、集中力の発揮の方法を知ることでより効率を高めることができたり、読書をすることができたりするのかなと思います。
以上、読書の効率を高める方法についてまとめてきました。
最後にまとめです
- 朝の起きがけの時間で読書が進む
- 運動後は集中力が急上昇
- 立ちながらor歩きながらの読書は頭が冴える
時間のない中長々とお付き合いいただきありがとうございました。少しでも読書の効率が上がったり、読書以外の時間を作るきっかけになれればと思います。
今回の内容は、メンタリストDaiGoさんの自分を操る超集中力を読んで効果の実感を得られたものをまとめてみました。
もちろん他にも集中力に関した内容について書かれていますので、
自分は集中力が足りない!という方はぜひポチってみてください。
※このブログは収益化しておりません。
【読書経験がもたらす3つの効果】読書経験で人生が充実する。
「読書が大事だと聞くけれど、効果を感じないな。本当に意味あるのかな」
読書が大事というのはよく聞くことだけど実際どんな効果があるのかな
読み続けられないし、本を読むよりスマホを触っている方が多いし
ググれば読書が大事な理由は沢山出てきたけど、行動してもよくわからないな
読書を始めたばかりだったり、読書の効果を感じられていないと
本を読んでも意味があるのかなと疑問に思うかもしれません。
僕も読書を始めた頃は読書の効果というものを実感することができず
本当に意味があるのだろうかと疑問を持っていました。
しかし、読書を続けることで多くのメリットがあることに気がつきました。
その効果を知ることで、効果に気づきやすくなるので、読書が苦手な人の助けになればいいなと思います。
読書は“知らない”ことを“知る”ことができる
読書でまず学べることは知識です。知識を身につけることが重要なのは小学生でも知っていることですよね。しかし、読書を始めた頃の僕は、知識を得ることがなぜ重要なのか?はあまり考えたことがありませんでした。
知識を得ることがなぜ重要なのかについて
読書をして気づいた答えは「知らないことを知ることができること」でした。
読書は未知を知ることができる
勉強や読書の本、自己啓発系の本を読んで何度か目にした言葉に
「自分が無知であることを知ることが重要」と書かれていました。
知らないことがあると知ることで、そもそも知らないことを知ろうと思うことができますし、知らないことを理解しようとすることができます。
本日のブログでは、読書経験によって得られる3つの効果について紹介していこうと思います。
- 読書で自分には知らないことがあると学べる
- 読書は知らないことが減り、知識が増える
- 知識が増えると経験の質が高くなる
読書で自分には知らないことがあると学べる
読書をすると、多くの知らないことに直面することが多くなります。知らない分野の話が書かれた本であれば、より“知らない”に直面する回数は増えていきます。
読書の効果の1つ目としては“知らないことがあることを学べる”のです
人はその物事について知らないとどうなるのかというと、
そもそもその物事に気づくことができません。
例えば、信号機のない地域で生活している人に信号機を見せたとすると、彼らはそれを信号機と認識することなく、「長い棒だ」とか「地面に刺さっているな」、「あの3つの丸はなんだろう」などの反応になるでしょうし、理解することができないでしょう。
その反面僕らが信号機を見るとおそらく9割以上の方が“あれは信号機だ”と知っています。車などの交通整理の機能を果たし、3色の色は事故が起こらないようにこの色は止まれ、この色は注意、この色は進め、のような意味があると知っている。だから僕らは「あの3つの丸がついている長い棒」を「信号機」だと認識できるのです。
「こんな状況はなかなか起こらないよ」と思うでしょうか
実は読書をしているとこのような“知らないこと”が多くあることに気づくことができるのです。
・なぜあなたはその商品を選んだのか。その理由は。
・なぜ同じことでも嬉しいと感じる人がいたり、嫌な気持ちになる人がいるのか
・同じ内容でもどうして自分の言葉はあの人に届かないのか
このようなことには理由があり、読書をしていることでその理由を知ることができるようになります。
ただ単純に、その知識を知らないから僕らは気づけないのです。
読書は知らないことが減り、知識が増える
知識を得ると僕らは様々なことを認識することができるようになります。
読書は認識できることを増やす作業であると言っても過言ではありません。
読書では知識が増安ことができ、様々な物事を認識することができるようになります。
認識できないことに対しては僕らは考えることができません。
読書は知識が増えることで認識できることが増え、反対に知らないことを減らしていくことができるのです。
知識が増えると経験の質が高くなる
読書をすると知識が増えるので、知らないことが減っていくことをお伝えしました。
知識が増えると得られる経験の量が変わります
YouTubeの動画を見て
①面白いなと思って見る
②集客の仕方、画面の映り方、話し方、テンポの良いカットの方法を学びながら見る
同じ経験をしても、知識の差によって経験の質が大きく変わります。極端に書いたつもりですが、知識が多い人にとっては、もっと多くのことを一つの経験から学ぶことができます。
読書をするしないが経験の質に天と地の差を生んでしまうのです。
運動についても同じで
①週3回運動をして健康になろう。
②朝食前に有酸素運動を1日◯時間することによって、〇〇kcalの消費ができる。運動によって脳の血流が増え集中力が研ぎ澄まされるので、運動後に仕事や勉強もやる。運動を続けることによって精神的に落ち込むことを防ぐことができるため運動は精神的にもいい効果をもたらしてくれる。
このように知識の有無が、一つ一つの行動に意味を持たせることができ、より効果的な行動の仕方というものを考え、改善することができるようになります。経験の質が高くなるのです。
おわり:読書経験は人生を豊かにする
ありきたりなタイトルになりましたが、読書には得られるものが沢山あります。そして、読書によって得た知識は経験の質を高めてくれるので、様々なことを楽しんだり、今まで気づかなかった面白みを知ることができるようになります。
控えめに言っても読書は人生を豊かにしますよ(小声)
最後に3つの効果について振り返ります
- 読書で自分には知らないことがあると学べる
- 読書は知らないことが減り、知識が増える
- 知識が増えると経験の質が高くなる
今回は読書での効果という形で取り上げましたが、もちろん勉強や仕事でも同じで、学ぶことによって多くのことを知ることができ、経験の質を深めていくことができるようになります。意識するだけでガラリと読書経験が変わりますので、この3点を意識して読書をしてみてください。
【読書習慣を作る3つの方法】サボり癖があった僕でもできた方法お伝えします。
「読書習慣を作りたいと思ってもうまくいかない」
仮に本を読もうと決めたとしても
次の日にはTwitterやインスタを見ていたり
スマホのゲームをしていたり
明日こそは!と思い、眠りについたとしても、気づけば昨日と同じ状態に…
22歳になるまで読書はまともにしてこなかったですし、現在27歳になりましたが様々なことでサボり癖がある僕が、
読書習慣を作ることができたことについてお話ししていこうと思います。
読書習慣は本を開けば身に付く
読書を始めた当初もサボり癖は健在。読み始めては2〜3日読まずにまた気が向いた時に読み始める。どうも続けられないことが多かったです。
そんな時に、読書ができない理由を考えてみると、
・読書はまとまった時間でやらなければいけない
・はじめから終わりまで全部読まなければいけない
・椅子に座って、集中して取り組まなければいけない
そんな風に思っていました。
読書のハードルを下げよう
読書を続けるためにどうしたらいいのかと考えた時に、できない理由にヒントがありました。
“読書をする時のハードルが高すぎる”ことです。
このハードルを下げるようになってから、読書への抵抗が減り
開いたところに目を向けてつい読んでみる。
気になってしまって集中してしまったり、面白くないところで一旦読むのをやめたり
とにかく本を読むということのハードルが下がっていきました。
そして読んでいると少しずつ内容がわかってきたり
自分が面白いと思うことがわかってきたりと読書に対して楽しさを感じるようになっていきました。
楽しくなったらこっちのものです。無理なく読書を続けるコツを知ることができたのです。
そんなこんなと読書を続けて現在に至るわけですが、このコツ以外にも読書習慣を作るために必要だなと感じた3つの方法についてまとめていきたいと思います。
- まずは本を開いてみよう
- 読書しても1回目はわからないもの
- 読書のタイミングがあると続けられる
まずは本を開いてみよう
とりあえず本を開いてみるのがいいです。読書が続けられない人は、そもそも本を開いていないのです。そして、可能なら面白そうな本を選べるといいのですが、周りに読書好きの人がいれば聞いてオススメしてもらってください。もし知り合いに読書好きがいない場合には僕のオススメ本を載せておきます。
-
まんがでわかる 7つの習慣:定番な本のまんが版です。読みやすい上に重要箇所がキャラクターとともに知れます。
-
知識を操る超読書術:メンタリストDaiGoさんの本。読書に対するハードルをグンと下げてくれます。そして、読書を無駄なものにしない方法論も学べて、読書をするなら必読書だなと思います。
-
やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学:目標を立てたのに続けられない!を解決してくれます。薄い本なのにわかりやすくて、すぐに行動できます。モチベーションも上げてくれます。
読書をしても1回目はわからないもの
読書中に「今何のことを読んでいたんだっけ?」「これってどういうことだろう」「気づけば同じ行を何度も読んでるな」と思うときはないでしょうか?
集中力が切れたり、難しい箇所を読んでいたりするとそういうことがありますが、これは読書をし続けている人にもよくあることなので「そういうものなんだな」と思っておくのがいいです。
とりあえず最後まで目を通してみたり、関連本を読んでみたりすることでわかるようになったりしますが、そもそも1回じゃわからないものなので、そこで悩まなくてもいいのです。
繰り返し読むことが理解することの近道なんだなということが東大首席が教える超速「7回読み」勉強法 (PHP文庫)の本を読んで学びました。効率を考えれば繰り返し読む方が理解が速いですし、そもそも1回で理解しようとする方が苦痛で辛いことなんだなとハードルを下げることができました。
読書のタイミングがあると続けられる
僕の読書をするタイミングは、こんなタイミングです。
- 机に向かったとき
- 仕事の勉強をする前の10分間
- 朝起きてすぐの15分
- 電車などの移動中
他にもタイミングはありますが、このタイミングになった時に本を開き読み始めることができます。
このタイミング作りのおかげで、仕事をしながらでも月3冊程度の読書をすることができていると思います。
ついスマホを開いてしまうなら、画面の一番最初に「Kindle」のアプリを載せ、「読書しよう」と連想できるようにするのもありかもしれません。
おわり:読書習慣が作られると苦痛がなくなる
読書習慣が身についた頃には、「読書しなきゃな」と思ったり、「今日も読めなかったな」と感じていた苦痛がなくなります。
つまり、良いとか悪いとか、苦痛だとかできなかった罪悪感などを考えることなく黙々と読書に没頭することができるようになります。
没頭できたからこその境地というものも心地いいなと感じることができると思います。
以上、読書習慣を作る方法をまとめました。
最後に一覧をどうぞ
- まずは本を開いてみよう
- 読書しても1回目はわからないもの
- 読書のタイミングがあると続けられる
この習慣作りの考え方は、他のことにも転用することができて勉強だったり、仕事のことだったり、読書とは畑違いのダイエットや筋トレに関しても使うことができると思います。ぜひ使ってみてください。
読書に集中できない人が努力せず集中できるようになる方法とは【結論:読書中はペンを持とう】
あなたは読書中はただひたすら本を読んでいるでしょうか
それともメモをしながら読書をしていますか
読書をする上での効果的な読み方や
読書を集中し続けるための方法についてまとめていきたいと思います。
結論
「読書中はペンを持とう」
もくじ
⒈読書中の蛍光ペンは有効か?
⒉ペンを持つなら4色ボールペンがいい
⒊読書に集中に生産性を上げる読み方とは
⒈読書中の蛍光ペンは有効か?
教科書を勉強する時に蛍光ペンを使っていた人は多いのではないでしょうか。
そんな僕も学生時代には4〜5種類の蛍光ペンを持っていました。
読書においても蛍光ペンを使って、マーキング(ハイライト付与)をしている人もいるかと思います。
僕は読み返すときの重要な項目について時々マーキングをしたりします。
この蛍光ペンでのマーキングが効果があるのかについて気になったので調べてみました。
実際に蛍光ペンを持って何かに取り組むと集中することができるなあと感じる場面を経験したことがある人も多いのではないでしょうか。
Fowler & Barkerによると、
「ハイライトは情報の示差性を高め読者の注意を向けさせる効果があるとされ、文章の理解を促進すると考えられている。」
また、魚崎らによると
「特に、複雑な文章において、読者が能動的にハイライトを付与しながら文章を読む場合に、その効果が顕著であるとされている。」
このハイライトは、蛍光ペンによるマーキングのことです。
蛍光ペンでマーキングをしながら読書をすることは、
文章に注意を向け、理解を促進させる効果があると言われています。
そして、その文章が複雑なものの方が効果が高いということです。
一方で、推論を含むような文章の場合には逆効果であるとの意見もあり
使用する場面を考慮する必要があることがわかりますね。
ハイライト付与(マーキング)行動と文章理解の関係性を研究したものがあり、
京都大学の研究によると
大学生200名とその他3名が参加し、5つの課題を含んだ質問し調査を授業中に実施。
「文章の理解に重要だと思う単語」にハイライト付与を行わせ、その内容を3択で回答させた。その質問の一つに推論を要する質問が組み込まれていた。
結果としてはハイライト付与数と文章理解得点の間に相関がほぼ見られず、
ハイライト付与をする読み方は文章理解を促進しているとは言い難いという結果が出た。
そして、推論的思考を必要とする質問に対する正答率も大きく変わらず、ハイライトの促進的効果が否定的とされている
「そしたらマーキングをしながら本を読むのは意味ないってことじゃないか」
そう思われると思いますが、この研究の考察で
“本調査では「文章理解に重要な単語」に自己流でハイライトをさせるという曖昧な教示を行なっていた。仮に具体的な教示、例えば、「内容確認が後で行われるため、それを意識して」ハイライト付与をさせる場合、文章理解が促進される可能性がある。”
と論じられています。
つまり、アウトプットする目的を持って、蛍光ペンを用いた場合には理解を促進することができる可能性が高いと思われるのです。
樺沢紫苑さん著の「インプット大全」でも
アウトプット前提でのインプットは100倍もの効果の差が出る、と言われており
蛍光ペンを用いる場合でも目的を持ち使うことで
文章に集中することができるだけでなく
理解力の促進、内容の記憶もすることができると言えるのです。
目的を持てば蛍光ペンも効果的になります。
⒉ペンを持つなら4色ボールペンがいい
蛍光ペンを使用しない場合について考えていきます。
前田祐二さんの「メモの魔力」では
4色の色分けをしてメモを取ることを勧めています。
黒、緑、青、赤の4色
色分けの軸としては、「主観or客観」と「重要度」の2つがあるそうで
◯主観 緑色
◯客観 その他3色
・事実 黒
・やや重要なこと・引用、参照 青
・最重要なこと 赤
この4色を分けて使うことで、自分にとって本当に重要なのかどうかを判断する訓練をすることができると話されています。
実際に僕も試してみましたが、メモのメリハリがつきますし、重要なことがひと目でわかるという効果もあり、何かを考えたり、決めたりする時に判断しやすくなったとじっかんしています。
そして、詳しくは書きませんが。「メモの魔力」に書かれているメモの方法を使うことで、
学んだ知識や経験したことから自分の成長や仕事に繋げるための具体策を考えることができるようになります。
実際に読書をしても、知識としては知っているけど使うことができていない、という状況を打開することができるようになります。
知識を使えるものにするためにも4色ボールペンを使用し、色分けをし、思考することが効果的なのです。
⒊読書に集中に生産性を上げる読み方とは
読書に集中して、生産性を上げるための読み方の答えはシンプルで
「目的を持って読む」
これだけで集中できますし、生産性を上げることができるようになります。
そして、より集中するための方法として
蛍光ペンを使用したり、4色ボールペンを使用してみましょう。
目的を持つことや蛍光ペン、4色ボールペンを使うことは
ほとんど努力せずに実践することができます。
強いていうならものの準備をする程度だと思います
読書に集中できないと感じたり
読んだ内容を記憶できない、仕事や実際の場面で使うことができないと感じている方は
試していただいてみてはいかがでしょうか。
以上をまとめると
・読書中に目的を持って蛍光ペンを使用することで内容を理解したり、集中することができる
・色分けをすることで効率的に内容の把握をすることができ、理解も深まる
・目的を持って本を読むことで集中力と生産性を高めることができる
ゴールデンウィークの自粛ストレスを読書で解消する【自粛中に読みたい3冊を紹介する】
新型コロナウイルスの影響で外出自粛が続いており
ゴールデンウィークも自粛の連休となりそうですよね。
「すでに外出自粛しているのに、連休も自粛か…」
「これ以上自粛しているとストレスが耐えられない」
今後自粛は続いていくと思いますし、
その分ストレスも溜まっていきます
そんな“自粛ストレス”を外出せずに解消する方法として読書が適しているという研究結果があったことと
読書を普段しない人でも読みやすい本について紹介していこうと思います。
結論
「自粛でのストレスは読書で解消しよう」
もくじ
⒈読書はストレスを軽減できる
⒉読書は認知症の予防にもなるらしい
⒊ゴールデンウィーク の自粛中に読みたい3冊
⒈読書はストレスを軽減できる
2009年にサセックス大学が行った研究で、読書をすることで68%のストレス軽減の効果があったという結果があったそうです。
読書だけだとどのぐらい効果があるのかわかりにくいので
他の項目と比較してみると
音楽を聴く 61%
コーヒーを飲む 54%
散歩をする 42%
テレビゲームをする 21%
このくらいのストレス軽減の効果があったとの結果が出たそうです。
比較すると読書をすることが他の項目と比べるとストレス軽減の効果が高いことが分かりますよね。
実際に読書をしている人もそのような感覚になることを経験したことはあるのではないでしょうか。
ちなみに6分ほどの読書でストレス軽減の効果が出てきます。
⒉読書は認知症の予防にもなるらしい
週に1回の読書によって認知症のリスクが下がることが研究によって分かっています。
もちろん読書だけではなく、ボードゲームや楽器の演奏などもリスク軽減には効果があるとのこと。
体感的にも読書をして、新しい発見をしたり、読書の中身に没頭することによってストレス軽減がされ、思考も動くような感覚に至ることがありますよね。
根本的な認知症の治療方法は現在見つかってはいないですが、脳にプラスの刺激を与えることは、脳の機能を活性化させるためには必要なものではないかと思います。
⒊ゴールデンウィーク の自粛中に読みたい3冊
僕は小説をほとんど読まないため、ビジネス書や自己啓発書のおすすめになってしまいますが
現在の新型コロナウイルスに対するストレス解消やアフターコロナに対する思考法を学ぶためにヒントとなる本の紹介をしていこうと思います。
以前も紹介させていただきました。
読書初心者でも簡単に読める本です。皆さんご存知、えんとつ町のプペルの著者であり、芸人の西野亮廣さんが書かれた自己啓発本ですね。
芸人だからこそなのか、読みやすい内容だったり、対話調の文章になっているため、かなり読みやすい本です。
この本から学べることは、時代の移り変わりではどのように生きていく必要があるのか
今、自分がしていく必要があることについて学べます。
本当に読みやすい。
メンタリストDaiGoさんの著書。
この方の本はわかりやすい上に実践しやすいものばかりで、すぐに使える!とオススメできます。
文庫本で買いやすいですし、量も多くないため手に取ってパラパラとみることができる。
そして、具体的なストレス対策についても書かれているため読んだ時から使える実践向きの本ですね。
最近はカウンセラーの仕事はほとんどされていないという方
この方の本も読みやすく、読むだけで悩みが解決していくという
読むカウンセリングの本ですね。
この本では「イライラ」についてスポットを当て、なぜイライラするのか、の原因が書かれています。
そして、この本を読み終えた後にはイライラを解消する方法や考え方についても知ることができる1冊ですね。
この本を何回か読んだ頃にはイライラの感情がかなり穏やかになりました。
以上をまとめると
・読書では効率的にストレスが軽減できる
・読書は脳の活性化を促すため認知症も予防できると言われている
・ゴールデンウィークでストレスコントロールを身につけ、アフターコロナまでにはストレスをコントロールして辛い生き方や考え方を卒業しよう