毒親とのうまい付き合い方ってあるの?
「自分の親が毒親っぽいんだけどうまく付き合っていく方法ってあるのかな?」
毒親とうまく付き合う方法は、
結論、僕は「無理」だと思います。
ただ、無理なりにどう向き合っていくのか、毒親はなぜ毒親なのかを考えてみるとうまい距離の取り方を見つけることができるかもしれません。
そのテーマで今日は書いていこうと思います。
1.毒親って何か
2.経験的に毒親は人格に問題あり
3.毒親とは付き合わない
1.毒親って何か
毒親とは、過干渉や暴言・暴力などで、子どもを思い通りに支配したり、自分優先して子供を構わなかったりする「毒になる親」のことを言う。(NHKクローズアップ現代+より)
いわゆる子供の主体性とか、自由な考えなどを許さず否定的に関わっている人たちのことを言うのかなと読んでいて思いました。
子供にとって「毒になる親」ってうまい言い方だなって思いました。
2.経験的に毒親は人格に問題あり
こう書くと否定的な意見が出そうですが、冷静に分析してみるとそうかな?と思うかもしれません。そして人格に問題があるからと言って必ず毒親になるわけではないかとも思います。
1.で書いた毒親について掘り下げていくと、
毒親とは、過干渉や暴言・暴力などで、子どもを思い通りに支配したり、自分優先して子供を構わなかったりする「毒になる親」のこと
人はなぜ過干渉になるのか。僕なりに分析してみたところ
子供の行動を見ていると不安になる、というのが毒親の根本にあるのかなと思います。
「そんなことしたらダメ!!」
「なんで言うこと聞かないの!!」
「もっとこうしなさい!!」
などは、親が過去に経験したことに基づいて話されています。
この言葉たちには話されていない部分があって
「そんなことしたら(自分が怒られるから、自分が嫌われるから)ダメ!!」
「なんで言うこと聞かないの!!(そんなダメな子だと自分が周りに非難される)」
「もっとこうしなさい!!(こういう風にしないと自分がダメ親だと思われるでしょ)」
と、一部ですがこのような思いが隠れていると思われます。
人間習慣化してしまったものは反射的にそのように感じ、考え、行動してしまうものなので、その思いについては気付いていないことが多いかと思います。
自分を優先したり、思い通りにさせたい気持ちは毒親でなくとも思うことだと思いますが、強迫的にそのように行動してしまっている場合には度が過ぎてしまうのだなと思います。
3.毒親とは付き合わない
毒親について考えてみて、毒親の過去の経験から今の行動が見られているというのを考えたうえで、じゃあ仮にうまい付き合い方を模索してみるなら、
毒親とは距離を取ること
が一番自分にとっても毒親にとっても良いのではないかと思います。
もし近くにいると、僕らの人格や感情がゆがめさせられてしまう可能性が強いと思います。毒親はDVのように繰り返されてしまうのではないかと思います。
だからこそ毒親の輪廻を断ち切るためには
毒親と距離を置き、自分の内面と向きあうことが重要で
自分が生きにくいと思っていた考え方、価値観をゆっくり直していくことがいいと思います。
実際に僕が毒親とどのように距離を取ったのかをお伝えしてみたいと思います。
現在の親との関係(特に母親)は絶縁状態になっています。
まず一番重要だと思うのは物理的に距離を置くことが大切です。
車とか電車とかで2時間以上は離れたところに住むのがいいかと思います。
次に連絡は取らない。
メールも電話もこちらからはしません。向こうから来た時も精神的に距離を取るようにメールをするのがいいと思います。
冷たいかもしれませんが僕は親と連絡をしたときは必ず敬語で業務メールのようにして送っていました。
電話をしても毒親の方が一方的に話をしたり、向こうがヒステリックになるなど話していても気分が下がっていました。
これができると一番いいかもですが住所などの所在も教えない。
今現在自分の家を借りるために保証人として父に名前を書いてもらっていますが、保証人不要の住居だったり、保証人を請け負ってくれる会社があると聞いたことがあります。そのようなところを使い、毒親と距離を取ることが必要かなって思います。
実際に僕は親からの自立まで耐えていましたが、毒親とは、のところに書いてあった、過干渉であったり、暴言暴力があるなどの親の行動の異常なところ、自分にとってつらいところは証拠を残しておき、どこかに相談する際には提示できるようにしておくと早めに対処できるかもしれないですね。
以上で長くなってしまいましたが
毒親とのうまく付き合う方法は「ない」と考えていますし、
毒親とは物理的距離、精神的距離を置くことを推奨しています。
もし、こういう方法もいいかも、こんな毒親もいるよなどあれば、
毒親との関わり方で悩んでいる方もいると思うので一緒に広めていきましょう。