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人間関係のストレスを減らす【結論:距離感です】

「人間関係で気を遣うのが大変で疲れる。めんどくさいなあ」

「相手との距離感がいまいちわからない。」

 

現代社会の問題とも言える、人間関係のストレスを減らすためのポイントは、

結論を言うと相手との距離感だといえます。

 

実際に僕も人間関係で悩んできて、人間関係の悩みを減らしたり、ストレスを減らすためのきっかけとなった知識をお伝えしたいと思います。

 

本日は以下の内容を書いていきたいと思います。

1.すべての悩みは「対人関係の悩み」である

2.距離感には2種類ある

3.相手との距離感を取ることが自己防衛になる

 

 

1.すべての悩みは「対人関係の悩み」である

人間関係は誰にとっても悩みの種だと思います。

人間関係がうまくいっている人も「どうしたらいいんだろう」と悩んでいる人もいました。

そんな僕も20年以上人間関係に苦労を抱え、ストレスを感じていました。

 

一時期話題となった「嫌われる勇気」の本にも、すべての悩みは「対人関係の悩み」であると書かれており、確かになと実感しています。

 

人間関係のストレスを減らすためにも、人間関係の問題を解決することはキーワードとなります。

 

2.距離感には2種類ある

距離感には物理的距離と精神的な距離があります。

2-1 物理的距離

パーソナルスペースとも言われ、物理的な距離はその相手との心地よい距離感を試していくのがいいと思います。

例えば、

・家族との距離

・友達との距離

・職場の人との距離

を参考にするのはお勧めですね。

 

もちろん例外として家族より距離の近い人が居たり、友人でも距離が少し遠いパターンもあると思います。

実際に電車やバスで近くにいて、緊張はするけど不快な感じのない人だったり、近くにいるだけなのに、ちょっとしんどいな、という人がいると思います。

こんな感じの人とはこのぐらいの距離、というのを積み重ねていくと後々の初対面の人との距離を取っていくことができるようになります。

 

2-2 精神的な距離

精神的な距離を測るいい指標がないな~とずっと思っていたのですが、いい指標を見つけたのでお伝えします。

 

カウンセリングの本に書いあったのですが

 

コミュニケーションにはレベルがあり、

私たちは話す内容のレベルによって関係の深さを測っていると言われています。

 

精神的な距離感は時間だけでは深まらず、話す内容のレベルが重要。

 

会話のレベルには

第1レベルは「挨拶」

第2レベルは「事実と数字」

第3レベルは「信条や考え」

第4レベルは「感情」

第5レベルは「アハ体験」

 

の5つがあり、アハ体験は滅多に起こることのないコミュニケーションレベルのため、参考程度にするとよいそうです。

 

この会話のレベルを意識することで精神的な距離をとることができるのです。

 

距離を深めたい人とは相手の様子を見ながら段階を踏んでいくといいです。

「こんにちは」と、[挨拶]の関係だった人から、

「昨日のラグビーは日本が勝ちましたね!」のように[事実と数字]の段階に入って行ってみる。

「あのニュースについてどう思います?」などを聞いていくと相手の[信条や考え]の段階を聞いてみると、自分の[信条や考え]と合うかどうかの確認もできるのです。

このように精神的な距離を確認しながら会話をすることは自分との距離感を確認しながら進めていくことができるのでよい方法だなと思います。

 

逆に関係を深めたくない場合は、関係のレベルをあるレベル以上に深まらないように距離を取る、というのがポイントだと思います。

距離を近づける、の逆を意識してもらえるといいですね。

 

3.相手との距離感を取ることが自己防衛になる

一緒にいて不快な人と近い距離にいるとストレスが強くなりますし、

親しい人と距離が遠いことも違和感がある、ぎこちなくなります。

 

その相手との距離感を物理的距離と精神的距離を確認し、自分にとって丁度いい距離感を見つけることができると人間関係での悩み、ストレスを減らすことができるので

改めて、あの人との距離ってどんな感じだろうか?と考えるきっかけになればいいなと思っています。