“寝ること”に悩んだら
「眠れない」
「眠りにつくまでに時間がかかる」
「寝るってどうやったら寝れるんだっけ」
小さいころ一時期、眠れない日が続いていて、「寝るってどうやったらいいの」と考えるまでに至った経験があります。現在は不眠はなく過ごしていますが、その時の経験から自然と眠りについている状態になるにはどうしたらいいのか、というのを考えてみて、効果のあった方法をご紹介したいと思います。
※不眠症の方に効き目があるかは試したことがないので、不眠で悩んでいる人は専門医に相談してみてください。
結論は、寝たフリをしてみる、が効果的だなと思います。
「そんなんで眠れたら苦労しない」との声が聞こえてきそうですが、
寝ている状態について考えた後に、実際に試している具体的な方法を伝えていきたいと思います。
本日は
1.寝ている状態ってどんな感じ?
2.寝ている状態に身体を近づける。
3.それでもだめなら別な理由があるかも?
1.寝ている状態ってどんな感じ?
寝ている状態について考えたことはあるでしょうか。
睡眠とは、
眠ること、すなわち、周期的に繰り返す、意識を喪失する生理的な状態のこと。(Wikipediaより引用)
専門的なことを言えばレム睡眠、ノンレム睡眠が周期的に繰り返すことで脳の情報整理や身体の休息が・・・という話になるのですが、それを知ったところで眠ることの実践的な方法には遠いので割愛します。
一つだけお伝えすると、
寝ている状態というのは副交感神経が優位と言われています。副交感神経とはリラックスしているときに優位になる自律神経系のことです。リラックスすることが眠りに近づくことができます。
寝ている状態に近づく方法を2で紹介するのですが、実際に寝ている人を観察すると、どうやって眠っているのかがわかるので、眠っている人を観察してみるのが一番わかりやすいのです。
眠っている人は
・周期的な深い呼吸
・全身の力が抜けている
・寝返りをしている
・まぶたの中できょろきょろと目が動いてる
などが見られます。
眠っている状態は自分では観察できないので、誰か他の人の眠っている様子を見ているとわかりやすいと思います。
2.寝ている状態に身体を近づける。
寝ている状態に身体を近づけるには、
・呼吸をゆっくりにしてみる。
・全身の力を手や足からだらーんと抜いてみる。腕が布団に沈み込んでいく感覚を意識すると抜けやすいかも。
・両手の手のひらを上に向け、深呼吸してみる。
あとは、筋肉の緊張が眠れない原因の一つでもあるというので、
・さとう式リンパケアの耳たぶ回し、や片手ばんざいという方法をやる
首から肩にかけての筋肉が緩んでいきます。方法はGoogleで検索したり、YouTubeで検索すると、インストラクターの方が紹介しているので参考にしてみてください。ついでに肩こりも解消されると思います。
・不安を解消する
・寝る前に携帯やパソコンなどの電化製品の光を浴びない
・寝る直前には体温が下がることで眠りにつくという話もあるので、入浴するのもいいかもしれません。寝る直前より1~2時間前に入るのがいいかも。
・眠ることを諦める
寝ることに意識が向きすぎて眠れない場合があるので、今日は駄目な日だ、と諦めて寝ることを考えるのをやめてみると意外と眠れたりします。もちろん眠れない場合もあるのですが。
3.それでもだめなら別な理由があるかも?
色々試してみたけど眠れない、という方は他に原因があるかもしれないので、専門医に相談してみるのがいいかと思います。
「眠り」については意外かもしれませんが、心療内科や精神科が専門だったりします。 不眠で仕事や社会生活に支障がある場合は相談してみるといいと思います。
以上まとめると
・寝るためのシンプルな方法は「寝たふりをする」こと。
・寝ている状態に、寝たふり、で近づけていくと身体が寝るモードに入っていく。
・それでもだめなら専門医に相談してみる。