性格は変えられない
「自分って変われないのかな」
「性格を変えようとしてもなかなか変えられない」
「結局続けるのもうまくいかない」
自分を変えたいと思っている人が間違えてしまうことでありがちなのは
「性格を変えよう」としてしまうこと
性格は変えることはできません。結果として変わるだけなのです。
「そんなことを言われても変わりたいし、変わるにはどうしたらいいんだ」と思われるかもしれません。
結論:改善すべきは性格ではなく行動
今日はこのテーマで書いていきたいと思います。
1.性格は変えられない理由
2.行動は変えられるものが多い
3.性格が変わるためには
1.性格は変えられない理由
性格を改善しようとすると時間がかかるものです。そして、すぐに変えられないと思ってしまうと、やや自責的になってしまう。努力が足りないとか、優秀じゃないからとか考えてしまうし、変わっている実感も全然ない。何のためにやっているのかわからなくなることが多いです。
行動を改善するとなると、失敗した次から行動を変えることができる。行動は性格に比べると変えやすく、できたorできなかったがわかりやすいし、成果が見えやすいので続けやすいのです。
2.行動は変えられるものが多い
例えば朝起きられない人がいて、起きられないのは気合が足りないからだとか朝弱いから仕方ないとか考えて、その朝起きられない性格というか自分を変えようとする。
気合で起きようとすれば何回かは起きられると思います。でも気持ちもしんどいし、起きられなかったときは気合が足りなかったからもっと気合で…みたいな話になってしまいます。根性とか気合とかの精神論は長続きしないし、病みやすくなります。
朝弱いから仕方ないと考える人は改善しようともしていないので何も変わりません。
行動に着目して、朝起きられないのはなぜか考えてみる。
・寝る時間が遅い
・寝る前直前までテレビとか携帯、パソコンなどの光を見ていないか
・カフェインを遅くに取っていないか
・実は朝血圧が低かったりする
・そもそも疲れすぎていて起きられない
・精神的に不安や緊張が強く眠れない
・運動不足で夜眠くならない
・昼寝をしすぎている
などなど
行動に着目して、朝起きられないのはなぜか考えてみると色々あげられます。
行動なので変えやすい。
そして実際に変えてみて、自分の睡眠に変化があるかを確認しやすいので、改善の効果がわかる。続けてみて変化がないときは、また別の行動を変えることができます。
性格を変えようとすると変化している実感が少ないし、続けるためのモチベーションも保つことが難しいと思います。
3.性格が変わるためには
性格について考えてみると性格が変わるために必要なことがはっきりわかります。
性格は過去生まれてから現在に至るまでの経験と教育により出来上がった価値観、間違いを恐れずに言うなら
性格は習慣なのです。長い間持っていた考え方が今も現在続いている。
その習慣を変えるなら、思考を変える、行動を変える、ことが必要で、
思考を変えるためには行動が一番手っ取り早い。
行動を変えて、今まで思っていたことは本当は違うんだなと思考が変わると一気に変わっていきます。
思考を変えるには、実感が必要なので、行動する必要があるのです。
以上をまとめると
性格を変えられないと考えている人は
改善すべきは性格ではなく行動
で
性格は結果的に変わっていくもの
です。