思い込みが行動のブレーキになる
「やりたいことがあるのにできない」
「つい足がすくんでしまう」
「やりたいけどやっちゃいけないと思ってできないことが多い」
やりたいことがあるんだけど行動にできない。一歩が踏み出せないんだよね、ということを思う人は多いかと思います。僕もそのように思い、行動できないことが沢山ありました。
この記事を読むことで、自分の行動できない理由を理解し、行動できるようになります。
現在、僕は精神科で看護師をしており、自分の性格も20年近く変えられずに悩んでいました。読書をして、性格が変わる方法を試した結果、悩みがちで臆病だった性格を直すことができました。
やりたいことがあるんだけれど行動できないという人の原因とは、
結論 思い込みが行動のブレーキになっている
本日は
1.思い込みはどうして行動にブレーキをかけているのか
2.自分の価値観の逆を持つ人
3.思い込みを変えるには
1.思い込みはどうして行動にブレーキをかけているのか
こうしたらダメだ、とか、こんなことはしちゃいけない、と思っていることは、始めるのに躊躇したり、避けたりしてしまいます。行動することが怖いし、不安が強い。
心の中では過去の経験や価値観が原因となっていて、その原因によって、行動するのが怖いとか、不安だとかという反応になります。
2.自分の価値観の逆を持つ人
遅刻をしてはいけないと思っていた人は多いのではないでしょうか。僕もその一人で、遅刻はいけないものだと思っていました。なぜ、遅刻はいけないのでしょうか。遅刻するとルールを守れないと親や学校の先生に怒られます。怒られたくないので遅刻をしないようにしようと思うのです。
その他にも親の価値観や学校の先生によるルールを、守ろう守ろうとした結果、様々な社会的規範というものを身に付けることになります。
遅刻をして怒られることや、周囲から馬鹿にされること、注目を浴びることで恥ずかしさを感じたりすることで感情と記憶にマイナスのこととして記憶されます。人はそれを避けようと行動するようになり、遅刻はいけないもの、ルールは守るもの、という考えになるのです。
この価値観を持たない人が一定数いて、遅刻して、怒られたとしても、周囲から馬鹿にされたとしても気にしないでいられる、笑うことができる。
こういう人たちは遅刻することに不安や怒られる怖さを感じないため、遅刻するときはするし、しないときはしない。
また、友人に前言われたことで、
「人見知りって、人見知りじゃなくなるときあるでしょ?その時を初対面の時に持って来ればいいんだよ」
と言われ、目から鱗が落ちました。実際にどうやってやるのか、について方法は見つけられてはいないのですが、
初対面の人と話す時に緊張する、という今までの自分の価値観が崩れた気がします。
3.思い込みを変えるには
実際にどうやって思い込みを変えていくかを深掘りして考えていこうと思います。
・自分がダメだと思っていること
・モヤモヤとすること・誰かがやっていることでイライラしてしまうこと
こういうものをメモをしておき、なぜそのような感情になるのか考えてみる。
そして自分の価値観、考え(思い込み)もメモに残しておき、その価値観、考えの180度を書き出してみる。
遅刻してはいけない→遅刻してもいい
勉強するべきだ→勉強はしなくてもいい
人にやさしくしなければいけない→人にやさしくしなくてもいい
このように自分の価値観や考えを変換して、自分の心が反応した時に、頭の中で繰り返したり、口に出したりする。
また、その行動を実際にやってみる。行動してみた結果、実は自分の思っていたことが違ったとか、思い込みだったとか、ということに気付くことができます。
最終的な目標としては、自分の価値観、考えによって生じている感情や生きにくさを和らげることです。
行動できないことで今までできなかった経験や体験をすることで、自分の好きなもの得意なものを見つけることができる。
以上、まとめると
・思い込みは行動のブレーキになる
・自分とは逆の価値観の人がいて、その考えを取り入れることで思い込みを壊すことができる。
・思い込みは、反対の思い込み(価値観や考え)を取り入れることで悩みを和らげることができる。