「始める」ブログ

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苦手意識は思い込み

 「成長」というテーマで考えたとき、

 ある物事に対して、苦手だなと思うときは、自分が苦手だと感じる理由があり、過去に苦手だと感じる経験をしています。

 苦手だと感じることで、行動の一歩が出なかったり、遅くなったりします。それが理由で、成長することに遅れをとってしまうことがあります。

 

実際に行動し続けても、苦手だったり、うまくこなせないような事は、本当に苦手なことなので、努力は程々で良いと思いますが、

あまりやった事なかったり、全くやった事ないけど、なんだか苦手意識がある、という場合はやってみるのがいいのかなと思います。

 

苦手意識は、マイナスに感じる必要はなく、

むしろ成長のきっかけとなってくれることが多いと思います。

 

 

本日の結論は

「苦手意識は成長ポイント」

です。

 

苦手ポイントがどのように成長に関係していくのか書いていこうと思います。

 

1.苦手の理由は自分の中に

2.苦手ポイントを見つけるには

 

 

1.苦手の理由は自分の中に

苦手とは

扱いにくく、嫌な相手。転じて、自分にとって得意でないもの(Googleにて検索)

 

まずは苦手というものは、ある時点で、苦手と思ったところから始まっています。

そこから、同じ物事や場面に出会ったときに「苦手だな」と感じる。

 

自分が苦手だなと感じる部分は、自分の中で、反応する理由があります。

 

それが意識的に自覚できているか、できていないか。

 

自分の価値観や考えを変えていくときは、

その自分が感じていることや考えを意識することが第一に必要です。

 

「自分が苦手だな」と感じているんだ、ということに気付くようにします。

 

苦手だなと感じることの理由には

・自分が我慢していること

・ダメだと思っていること

・ダメだと教えられたこと

・失敗したこと

・他人が失敗しているのをみた

などが隠れていて、その部分が、苦手だと感じている物事にぶつかると反応し始めます。

 

これらは、原因になるため、精神的なハードルとなり、

行動できなかったり

成長が妨げられたり

自分の好き嫌いが隠れていたりします。

 

苦手意識が生じたときには、それは改善や成長できるポイントだったりします。

 

例えば、

・父親に怒られてから、父と話すのが緊張してしまう。

・ふざけている同級生が先生に怒られていた。

・大勢の前で失敗し、恥ずかしい思いをした。

・理由はわからないけど、あの子とは遊んじゃいけません、と親に怒られた。

などなど

 

人それぞれ、上記に書いたような

・自分が我慢していること

・ダメだと思っていること

・ダメだと教えられたこと

・失敗したこと

・他人が失敗しているのをみた

などを、親を含む大人に言われたことで、苦手意識を抱いてしまうのかなと思います。

 

2.苦手ポイントを見つけるには

苦手ポイントがあったときは書いておくのがいいと思います。

簡単なメモでいいです。

メモする内容は、始めは苦手だと感じた物事を書くだけでいいです。

メモしておくと、あとで振り返ることができます。メモしないと直ぐに忘れてしまいます。

 

苦手ポイントを分析するには

・なぜ苦手なのかを考えてみる

・その苦手があることで、得している事は何か

の2つを考えてみてください。

 

分析していくと、自分がこのことを苦手だと感じている事はこういう理由だったんだと知ることができます。

 

答えに辿り着いたときには、

胸の中にあったモヤモヤがスッと取れるような感じがします。

腑に落ちるような答えが、自分にとっての答えとなります。

 

そして、答えに辿り着いたら、

まずは苦手なんだと認識することが重要です。

ここを認めないと変えていくことができないので、自分はこれが苦手なんだなとしっかり受け止めてください。

 

実は受け止めるだけでも、認識が変わり、苦手意識が薄れていくことがあり、

向き合う気持ちになれることもあります。

 

 

苦手なことを受け止めることができたら

苦手を克服する行動に移ります。

 

その苦手ポイントが見つけた後は

苦手ポイントがある自分やその苦手ポイントを認めていくことで

苦手ポイントに出会ったときにイライラやモヤモヤするのを減らしていくことができます。

 

・苦手の根底に潜んでいる感情に許可を出す。

 具体的には、声の大きい人に苦手意識を抱いている場合

 小さい頃親に大きな声で怒られた経験があったり、学校でいじめられたことがあったりするかもしれません。

 

 怒られたり、いじめられたりしたことで生じる気持ちは

怒られて怖かった、いじめられて、悲しい気持ちになった

などの体験になります。

 

 この体験は、その後同様な場面で、反射的に、怖い、悲しいと感じるようになり、だんだんとその場面を避けるようになります。

 

 この怖かった気持ちや悲しいという気持ちをどういう風に自分の中に記憶されるのか、という部分が修正する場所になっていきます。

 例えば、怖かったという気持ちと怒られたという体験から、

「自分は怒られる人間なんだ」とか「怒られるようなダメなやつ」と記憶された場合には

 怒られたのはたまたまだったんだよ、と思ってみたり

 怒られるようなダメなやつじゃないよ、そのときはダメだったかもしれないけど、今は大丈夫だよ、と自分に伝えてみる。

 

 本当は「たまたま怒られた」だけであって、「怒られる人」ではないことを理解して、体験していきます。

 同様の場面になったときに、「たまたま怒られたらしい」と思って、その場面に参加することで、

 怒られたのはたまたまだったんだなと体験することができたりします。

(怒られるようなことをしてしまったときは、それは怒られると思いますが…)

 

・実際にブレーキになっていることを自分でもやってみる

親や大人、周囲の友達に「〇〇をしちゃいけないんだよ」と言われたことをいまだに大切に守っている人がいます。

 

こういう場合に、その言われた〇〇(ルールや約束)をしてみる(破ってみる)。

 

・買い食いしちゃいけないんだよ、とルールを守っていた人が、買い食いをしてみる

・お金は無駄遣いしちゃいけない、と言われて、守っていた人が、無駄遣いを経験してみる

 

のように、自分で思い込んでいること(認知)を変え、体験(行動)することで、過去の経験した気持ちや思い込みを修正していくことができます。

 

 

 苦手だと思い込んでいることは、思い込みで拒否反応が出ていることがあるため、その行動をとってみることで、

自分の中にその苦手だと思っていることが、実は苦手ではなかったことに気づくことができるため、その物事に幅ができます。

 

「苦手」だけだったことが、「可でも不可でもない」部分があったことに気づく、など

幅が広がることで、苦手意識は軽減されていきます。

 

 

以上をまとめると

・苦手意識が実は思い込みだったりする。

・思い込みの苦手を解決するには、まずは苦手であることを認識しよう。

・苦手だと感じることの理由は、腑に落ちることが答え。

・苦手は和らげることができる。