意識的な行動>無意識的な行動
「よく行動しなさいって言われるけど、何をすることを指しているの。むしろ、行動しているんだけど」
「行動しているはずなのに、成果が出ない。」
「方向性を間違えた努力をしちゃいけないって言われたけど、効率のいい努力の仕方ってあるのかな」
そう思った経験はありませんか。
自分では行動しているつもりなのに、「行動してない」と怒られたり、注意をされたり、成果が出ない、成績があがらない、など。
じゃあ、何を持って行動というのか。
行動について考えていると、行動には種類があるなということに気づきました。
その行動を意識して使うかどうかで、成長できるかどうかが変わってきますし、効率を重視することもできます。
行動を意識すること(行動の意識化)で、無駄なこと、意味のないことを減らしていくことができると考えています。
本日の結論
「行動には2種類ある」
行動を意識的に行うことで、無駄なく成長し、効率よく物事を進めていくための方法をお伝えしていきたいと思います。
1.インプットとアウトプット
2.行動の意識化
3.アウトプットした方が成長する
1.インプットとアウトプット
行動しよう、行動しようと言う話をよく聞くけど、その行動って特に何を指しているんだろうと考えると、インプットとアウトプットに分けられると思います。
知識を記憶に定着させるのにも、その知識を使うにしろ、どちらも行動ですよね。
盲点だったなと思った事は、行動しない選択をすることも一応行動ですが、成長できないため、今回の「行動」には入れていません。
インプットとアウトプット
効果のある行動を考えてみると、アウトプットだなと思います。
アウトプットが大事と言われており、なぜ大事なのかを考えてみても、アウトプットの方が有効だなと思います。
2.行動の意識化
インプットは知識をため込む行動。
知識にするための行動は、記憶の定着には欠かせません。
ただ、知識をため込むことに偏ると、知識しかたまらない。
おそらく多くの大学生も含む学生全般に見られる傾向だと思います。
確かに「暗記しなさい」と言われる教育を受けていると、覚えることが正解のように感じますよね。
インプットに偏っている人を、ブロガーのあんちゃさんという方が「インプットデブ」と表現しており、身に覚えがありすぎて、じわじわきます。
アウトプットは、技術向上も含めた知識のインプットする行動。
インプットのみと比べると身に付く量も、記憶に残る量も違います。
・アウトプットは頭を使いながら行動する事
・思考停止してただ動く事は作業
この2つも注意した方がいい点だと思います。
ただ、がむしゃらになんでも取り組んでみるようにやるのは、成長を目的とするなら、効率的ではないかなと思います。
今自分がしている行動がインプットなのかアウトプットなのかわかっていないと
インプットばかりしていて、アウトプットがされていなかったり、逆にアウトプットばかりしてしまって、知識が蓄積されていない、という結果になりかねません。
勉強はしているのに成績が上がらない人は、ここが引っかかっているのかもしれません。
3.アウトプットした方が成長する
ちなみに、
具体的なインプットとアウトプットの比率はググると出てきますが、
インプット3:アウトプット7
が黄金比と言われているそうです。
インプットから得られる情報量は、やはり紙面上からだったり、映像からだったりします。
百聞は一見に如かずとも言われるように
実際にやっているものを見る事もインプットの一つですし、
見た方が理解のしやすやはあると思います。
ただ、理解することとできる事は違うので
実際にやった事で得られた感覚、考えた事、よりうまくやるための改善点はアウトプットしないとわかりません。
行動すると、自分のできないところが明確になるため、そこを重点的に修正や改善をしていけばいいので、効率的にもいい。一石二鳥だなと思います。
以上まとめると
・行動には2種類あってインプットとアウトプットがある。行動しない選択をする行動は行動には含みません。
・自分の今やっていることがインプットなのかアウトプットなのか意識してやることで、効率よく学習サイクルが回せるようになる
・アウトプットはインプットより学べることが多い。そして、改善点が明確になりやすいので効率もいい。