欲求解消しても長続きしないのは。物足りないのは。
「満たされない気持ちが続いている」
「ストレス解消がうまくいかない」
「悩みすぎて病みそう」
現代はストレス社会と言われていますし、ストレスは悪いイメージで語られることが多いです。
ストレス解消がうまくいかなかったり、欠乏感が常にあるときにキーワードとなるのは
結論:満足感を得るためには欲求を満たすこと
です。
「欲求を満たすっていつもやってると思う」
「なんとなくいけないことのように感じる」
そんなときに適切に欲求を満たし、満足感を得るために、どういう風にしたらいいのか、ということについて書いていこうと思います。
1.満足感を得るには
2.欠乏感は割合
3.欲求にこだわりすぎず、適度に適当に
1.満足感を得るには
満足感はどのようなときに満たされたと感じるのか。
欲求が欠乏しているとそれを満たしたいと感じ、その欠乏した感じが満たされることで満足感、安心感を感じます。
空腹を満たしたり、不眠感を満たしたり、愛情を満たしたり、と欲求が満たされることが、僕らには必要です。
2.欠乏感は割合
「じゃあ満たされてもすぐに物足りないと感じてしまうのはどうして」
その場合は、満たしたい欲求が別にあると思います。
例えば仕事が忙しくて、自由になる時間がない、息抜きができない時に
望んでいることは休暇だったり、睡眠欲だったり、頑張っていることを認めてほしいことだったりするなか
その対処ができずに、暴飲暴食をしたとすると、空腹だったらそれは満たされるかもしれませんが、満たしたい部分の欲求は満たされていないため、あまり満足感が得られないです。満足したとしても長続きはしないと思います。
偽物の欲求には注意です。
欲求を満たす時は、欠乏感の割合がどうなんだろう、という話になるのかなと思っていて、
この時を仮に%で表すと、食欲10%、睡眠欲45%、頑張りを認めてほしい45%くらいの感じになり、
食欲は全体の10%。食事をいくら食べても全体の10%しかみたされない。
食べ過ぎは逆にストレスになったことは経験されたことはあるでしょうか。
食べ過ぎてお腹が苦しい、胃が痛い、太ってしまう、など
満たされたい欲求以上のものを取りすぎると、そればまたストレスになってしまう。
3.欲求にこだわりすぎず、適度に適当に
「じゃあどこがその線引きなの?」
「どこまで満たせばいいの?」
食欲の目安はわかりやすいと思いますが、腹七~八分くらいまで、お腹いっぱい食べた状態にならなければいいのかなと思います。
「これくらいでやめといたほうがいいかな?」と頭によぎったらそれはサインかもしれません。
睡眠欲は、寝て起きて熟睡できた時が一番かもしれませんが、まあ、とりあえず眠れたね、くらいの感覚くらいにハードルは下げておいてよいと思います。ハードルを上げすぎるとそこにこだわってしまって、それがまた負担になります。
時間としては8時間が平均と言われていますが、6時間から10時間くらいまでは幅を持たせてもいいと思います。寝て起きて、寝すぎて調子が悪い、とならなければいいと思います。
頑張りを認めてもらいたい欲求は、まず自分で認めてあげるのがいいと思います。心に不調を抱える人の多くは、経験的にも、自分に厳しすぎる傾向があると思います。
心理学的な技術の話をすると、自分で自分を「頑張ったね」と認めてみると、周りの人からも認めてもらえることもあったりします。
以上をまとめると
・満足感は欠乏を満たすことで得ることができる。
・偽物の欲求(本来満たしたい欲求以外)では満たされない。
・欲求はほどほどに満たす