信頼関係を築く方法②
前日の信頼関係を築く方法の続きです。
前日の記事もご参照ください。
信頼関係を構築するためのシンプルな方法
傾聴の部分での技術ですね。
◯傾聴の技術◯
傾聴の基本姿勢は前日の記事をご覧ください。
その姿勢を前提としたスキルの話となります。
傾聴の基本姿勢をとる事は、信頼関係を築くために有効ですし、相手に安心をしてもらえる技術でもあると思います。
本日のブログで紹介するのは、
バックトラッキング
という方法です。
聞いたことがある人もいるかもしれませんが、
言い換えると「相手の話している言葉を繰り返す方法」です。
実際にどのような場面で使われているのかというと
「体が痛くて辛いんです」と言われた時に
「体が痛くて辛いんですね」と繰り返して伝えるような方法です。
文字を起こしてみると違和感を感じるかもしれませんし
そんなオウム返しみたいに言ったらばかにしている様に聞こえるかもしれません
実際に相手とやりとりをする際には言葉だけではなく
声のトーンや表情、言い方、振る舞いなど
非言語的コミュニケーションと言われるものもあります。
同じ言葉でも言い方が違うだけで相手が聞いてもらえていると実感することができますし、相手に安心してもらえることもできます。
非言語的コミュニケーションとは、
言葉以外で相手に伝える(伝わる)もののことを言います。
頷いたりすると言葉で何かを伝えなくても、理解をしてくれていたり、同意してくれていたりするという意味がありますよね。
実際にどうやって使っていくのか
①初めは全く同じ内容、言葉を繰り返すようにしてみていいと思います。
言葉が聞きにくい人の場合は、単語でも聞き取れるものを聞き取って、繰り返すようにしてみるといいとな思います。
何度も教えてくれる人はいると思いますが、何度も聞くのは失礼になったり、相手が怒ったりしてしまうので、
単語でも繰り返してみて、前後の文脈から相手の言っていることを推測してみるのがいいと思います。
②少しずつ慣れてきたら、言葉をそのまま繰り返すのではなく、一部を繰り返したり、言い換えたりすることをお勧めします。
同じ言葉を繰り返すだけなら相手はばかにされていると感じることがあると思いますので、言い換えたりできると信頼関係は築きやすいと思います。
③最終的には、相手の話している内容を理解しながら、そのまま繰り返す内容や言い換える方法を組み合わせて使えるといいと思います。
以上まとめると
・繰り返すことで相手は話を聞いてくれている、という実感を得ることができる
・初めは、相手の言葉をそのまま繰り返すだけでいい。徐々に言い換えや状況に合わせて使用できるようになると良い。