「こだわり」でうまくいかない理由
突然ですが、あなたには“こだわり”ってあるでしょうか。
こだわりを持つ人の行動には2パターンあって
こだわりが
①自分のみで完結する
②他者にも干渉する
の2パターンがあると思います。
自分のこだわりが原因で、
相手との関係がギクシャクしたり、関係がうまく作ることができない
そういう悩みを抱える方は
自分のこだわりのパターンを知ることによって
今までギクシャクしたり、関係がうまくいかないことを解決していくことができると思います。
1.こだわりの対処法
2.こだわりの元になる感情
3.こだわりを受け入れる
1.こだわりの対処法
こだわりに対処について書いていきます。
①②共通の対処方法としては
・こだわりたいと思ったときに、その気持ちが落ち着くまで待ってみる
感情の起伏は時間を置くことで落ち着いていきます。
①の対処としては、
そもそも、生活に支障がでているかどうかを考えてみてください。
生活に支障が出ていないこだわりなら、あえて対処する必要はないと思います。
生活に支障が出ているときは、
こだわりたいと思ったときに上記の対処方法をして、
・なぜこだわりたいと思うのか
・こだわりたいときに思い浮かぶ顔や過去の記憶はなにか
これを紙に書き起こしてみます。
紙に書き起こすことで、客観的に見ることができます。
そして、
「このこだわりはやめてもいいんだなあ」
ということを思ったり、つぶやいたりしてみてください。
強迫的な気持ちが和らいできます。
今現在こだわりで困っている人は、“これはしなきゃいけないもの”と強迫的になっているのかもしれません。
②の対処方法も、①と同じで
こだわりに関連する、感情や記憶を紙に書き起こして、客観的に見てみる。
そして、本当にそれはする必要があるのか、ということを考えてみてください。
やらなきゃいけない、と思っていることは、本当はしなくてもいいことだったりします。
2.こだわりの元になる感情
こだわりの元になる感情はシンプルです
「恐怖」
やらなきゃいけない、という気持ちの裏側には
やらないことで予測される「恐怖」がざわつき始めることで
やらなきゃな、と思うのです。
不安、恐怖、習慣
これらがこだわりを助長させる影響になると思います。
3.こだわりを受け入れる
こだわりを受け入れるには
・そのままでもいいやと受け入れる
・こだわりたい気持ちを受け入れる
の気持ちでいることがおすすめです。
こだわりにこだわりすぎることで
より手放すことが難しくなるため、
ある程度自分のこだわりについて考えることができたら
受け入れる段階に入っていくことがいいかと思います。
こだわりに対処していくことは
こだわりの背景に潜んでいる自分の感情と記憶に向き合っていくこと。
そしてその感情や記憶を受け入れ、こだわる自分も受け入れることで
こだわりを手放していく。
生きづらさはこのような段階を経て、消化されていきます。
以上をまとめると
・こだわりにはきっかけがある
・こだわりのきっかけをしり、分析することで対処できるようになる
・こだわりの対処の最終段階は、こだわりにこだわらないこと