相手の考えや意図を察してみる
「いい人だよね」
「うまい話があるんだ」
「その方が都合がいいんだよね」
そのような話を聞いたときに、真に受ける人はいないかと思いますが、
“誰にとって”の発言なのかを考えてみることで、
相手の考えを知ることができるのかなと思いますし、
相手の意図に気付くことができれば騙されることも減るのかなと思います。
本日の結論は
相手の考えや意図に気付くために「誰にとって?」を考えてみる
です。
相手の立場に立つとか、相手の考えを推測することは相手の気持ちを知る一歩にもなると思いますし、
相手の考えていることを知ることができると思います。
1.相手の意図を考えてみる
「いい人」とは、誰にとっていい人?
「うまい話があるんだ」って誰にとってうまい話?
「都合がいい」って、誰にとって都合がいい?
その言葉は誰にとってかを考えてみる。
いい人と言われたらその相手にとっていい人であり、
うまい話は、その相手にとってのうまい話であり、
都合がいいは、その相手にとって都合がいい、ということ。
相手の意図を考える癖をつけると
相手の感情にも気付くことができるようになります。
2.騙されないために
特に“押し売り”のようにぐいぐい押してくる人は、
相手の感情やリズムを無視しており、
自分のことしか考えていないなと思います。(それか売ることに慣れていないか)
こちらにとってのメリットを話していたとき、注意なのはそのメリットの詳細で
、例えば紹介することで~という話が出てきた時は、相手の紹介の対象に自分がなっているということを忘れてはいけないかなと思います。
騙しのテクニックは売るためのテクニックにも適用されているので
どういうような技術があるのかを知っておくことが必要ですね。
簡単なテクニックで
「紹介するとしたら誰に紹介してみる?」と
すでにやっている前提で話を進めてきたりします。
これはダブルバインドという技術と似ていて
例えば
気になる人をデートに誘うときに
「デートに行かない?」と誘うと
デートに行くorデートに行かない
の選択肢になります。
これを
「イタリアンのお店とおしゃれなカフェがあるんだけどどう?」と、
イタリアンのお店orおしゃれなカフェ
の選択肢にすると
すでにデートに行く前提で話を進めている
どちらを選んでも誘った側の目的は達成されています。
「紹介するとしたら誰に紹介してみる」という言い方は
すでに同じようなものをやっている前提で
紹介するなら、と相手の頭の中にやっているイメージをさせる。
相手がイメージできれば、仕掛けた側に気持ちが傾きやすくなるためそのような手法をとるようですね。
このようにスキルが色々とあるため自分がまきこまれないように注意するのがいいと思います。
以上まとめると
・相手の意図に気付くように意識をすると、感情にも気付く練習になる
・うまい話には騙しのスキルも使われているので、騙されないためにスキルを知ろう