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記憶力を高めるには2つだけ気をつけると良い【丸暗記は時間の無駄です】

学生の方へ

学校の勉強を効率よく記憶する方法をご存知でしょうか。

「勉強は暗記するものでしょ」と思った方

それは本当でしょうか?

 

社会人の方へ

最近勉強はしているでしょうか。学生以来“暗記”から離れていませんか。

勉強する習慣がなくなると、思い出す習慣がなくなるため、記憶力が衰えていきます。

 

 

学生の方も社会人の方も

実は、記憶力を高めるためのポイントが2つあるのです。

 

まず、記憶力を高めるポイントの前に、勉強は何のためにするのかを考えてみてください。

 

勉強の目的としては「知識を覚えて、活用すること」

丸暗記することは意味がほとんどありません。

丸暗記は活用を目的としたものではないため、知識を覚えたとしても使うことができません。

 

学生の時にかなりの時間を割く勉強の時間は丸暗記するだけではもったいないですし

社会人は仕事が大半を占める中、勉強するなら効率よく、意味のある勉強をしたいですよね。

 

 

本日の結論

記憶力を高めるための2つのポイントは

「理解して、思い出す」

です 

 

 

なぜ理解することが必要なのか

覚えることと思い出すことは何が違うのか

効率的に勉強していくために必要な心構えは何か

まとめていこうと思います。

 

 

もくじ

⒈なぜ理解することが重要なのか

⒉“覚えている”ということはどういうこと?

⒊理解して、思い出す

 

 

⒈なぜ理解することが重要なのか

「意味を理解している事柄」と「意味を理解していない事柄」

どちらが覚えやすいでしょうか?

 

小学生の頃は無意味なものでも丸暗記することは簡単ではありませんでしたか。

脳の構造上、丸暗記することが簡単という話を聞いたことがあります。

ただ、年齢が上がるにつれて、ただの丸暗記をしていくことが難しくなっていきます。

社会人の人になると、丸暗記はほぼほぼできなくなってくるでしょう。

 

そんな中、丸暗記ができなくなったときにどういう風に学習して覚えていくのか。

記憶の種類にはエピソード記憶というものがあります。

経験したことが覚えやすいというのが、このエピソード記憶です。

 

人がものを効率的に覚えるためには、その事柄を理解することが必要だと思います。

理解するとは、「頭の中で具体的な状況をイメージできること」です。

 

物事が理解できると記憶もしやすくなります。

 

 

⒉“覚えている”ということはどういうこと?

記憶している、覚えていることを改めて考えてみると

 

覚えているとは、思い出せることと同義です。

 

思い出しやすいものってどういうものかを考えてみましょう。

思い出しやすい事は、理解している事です。

 

理解できていることは、頭の中で具体的な状況をイメージしやすいですし、

イメージできると思い出すことも簡単になります。

 

イメージできることは

文字を聞く→具体的な状況を思い出す→その場に即した使い方をする

 

 

理解できていないことを思い出すときには、どういう感じになるでしょうか?

 

言葉を思い出す?

文字を思い出す?

 

具体的なイメージはできないですよね?

 

言葉は知っているけど、よくわからないもの、という感じになりますよね。

 

具体的にイメージできないものは思い出すのも一苦労します。

 

イメージできないものは

文字を聞き→文字を頭の中で思い出し→漢字やその言葉を聞いた場面を想像して、どういうことかを考える。

このような順番で思い出そうとすると思います。

 

文字だけ思い出すことができても使えないからあまり意味もない

 

物事を理解して、イメージしやすい状況にする。

そして思い出せるようにすると記憶として定着します。

 

 

⒊理解して、思い出す

どうやって理解していくといいのか

「実際に言葉の意味を体験すること」や「動画で学習すること」が手っ取り早いです。

 

 百聞は一見にしかずとの言葉があるように、実際に体験することや映像を見ることはイメージしやすいですし、理解しやすいので、記憶に残りやすいです。

効率の面から考えても、実際に体験することや映像を見ることは、理解しやすいです。

 

 

記憶に関しては、

覚えたいことは「思い出すこと」が重要です。

記憶していることを覚えているか確認する時ってどうやるでしょうか。

テストを受ける時と同じで、どんなものだったか、どんな言葉だったか思い出そうとしますよね。

覚えているかどうかは思い出せるかどうかと同義です。

 

テストに答えることができる=覚えている(思い出せる)

 

効率よく思い出すためにはどういう風に学習していけばいいのかというと

普段の学習する方法を「思い出すように」していけばいいです。

 

ノートはこんなようにテスト形式にして書き、思い出す習慣を作るようにしていきましょう。

(ex)

記憶力を高めるための2つのポイントは理解して、②思い出す

理解するとは、③「頭の中で具体的な状況をイメージできること」です。

思い出せるということは、④覚えていることと同義です。

 

 

まずは理解する。そして、思い出す環境を作る。

 

これを繰り返すだけで記憶力は高めることができると思います。

 

習慣化することで、記憶力を高めることと理解することがどんどんスピードアップし、効率よく記憶することができます。

 

大人になると勉強することが減ってきます。

勉強することが減ると記憶力も理解力も衰えていきます。

 

停滞は緩やかな後退

 

停滞する方がリスクの高い今の社会に対して、自分らしく自分の人生を生きていくためには勉強は不可欠なのではないかなと思っています。

 

 

後退しないように意識的に勉強していくことが重要です。

 

 

以上をまとめると

・理解したことは記憶しやすくなる

・覚えているとは思い出せること

・効率的に記憶していくには、まず理解すること。“理解”と“思い出す”を習慣化して効率を最大化にする