場の空気が変わる理由【結論:感情は動くと共振する】
学校や会社、自宅などで
誰かが面白いことをした時や楽しいことをしている時に
周囲にいる人達も楽しんでいる、という状況を見たことはありませんか
反対に
誰かがイライラしたときや怒った時に
その場の空気が凍りついた、という状況に出会ったことはありませんか
このような時に
・どういうことが起きているのか
・なぜ場が楽しんだのか
・なぜ場が凍りついたのか
感情の面から分析してみようと思います。
本日の結論
「感情は動くと共振する」
感情の動きと共振との関係についてまとめていこうと思います。
もくじ
⒈感情は場に伝染する
上に書いたように楽しい雰囲気やピリッとした雰囲気は周囲に伝染します。
感情はエネルギーでもあり
楽しいときもイライラした時もエネルギーとして、自分の内側から自分の外側に発せられます。
エネルギーが雰囲気として周りに影響をもたらすことを言い換えて
“感情は場は伝染する”
と表現してみました。
感情が場に伝染する時は
ポジティブな感情でも、ネガティブな感情でも相手や周囲に伝わります。
そしてその強さも伝わっていく。
類は共を呼ぶもので
楽しい雰囲気のところには楽しい人たちが集まってきて
負のオーラが漂っているところには、負のオーラをまとった人たちが集まってきます。
自分が場にどのような感情やエネルギーを表現していくのか
これは周囲との関係性も関係してくる重要なことかなと思っています。
⒉感情は共振する
感情のエネルギーが伝染するとどうなるか。
伝染した結果、周囲は同じような感情に変化するのです。
楽しい感情は、楽しい感情に共振しますし、
マイナスの感情はマイナスの感情に共振してしまう。
ある感情が発生していると、周囲も同様の感情に共振していく。
感情のエネルギーが強い人は周りの人の感情も揺らしてしまう。すごい強く。
これは、力が強い人が人を軽々と持ち上げるように
心のエネルギーが強い人は周りの人の心を強く揺さぶってしまうのです
良いことでも悪いことでも。
少し話はそれますが、
声の大きい人は説得力が増したり、自信があるように見えたりするものですが
“声が大きい”ということもエネルギーで
音量の大小はエネルギーの大小とも言える。
声が大きい人に人がついていくのは
相手を巻き込んで、同様の意見や感情に共振させている、ということかなと思います。
⒊周囲の感情に巻き込まれないために
感情は共振するという話をしました。
そして、エネルギーが強い人は周りの人の心も巻き込んでしまいます。
そんな中、感情と向き合うことが苦手な人が多いなと感じており、
むやみやたらに感情が暴走し攻撃的な人や感情を外に出せず、内に秘めてしまって病んでしまう人、
つまり、感情の表現が苦手な人が、周囲にはたくさんいるなあと感じています。
「なんでこんなことになってるの!?」
「いい加減にしてほしいわ!!」
と感情表現がうまくいっておらず
この感情の作用は良くも悪くもエネルギーが強ければ相手を巻き込むことができてしまうのです。
少しでも同様の感情を抱いている人の感情を増幅させて、感情を伝染させていく。
感情が暴走している人のエネルギーが強ければ、その暴走した感情でも周囲を巻き込んでしまうのです。
周囲の感情に巻き込まれないための方法を考えていきたいと思います。
①周囲の感情を巻き込むくらいのエネルギーを持つ
これは考え方としては理解しやすいです。
力の強い人に勝つためにはその人より力を強くしようという話なので、
感情のエネルギーを強くすることで、周囲の感情を巻き込むことができます。
感情のエネルギーを強くするためには
エネルギーを発するための体力をつけることと、
感情にブレーキをかけないことが必要です。
②負の感情を発している人から距離をとる
ストレスの話とも共通しますが、合わない人や一緒にいて疲れてしまう人とは距離を置くのがいいと思います。
負の感情を発している人は、こちらの感情も負のエネルギーに知らず知らずに染めようとしてきますので注意ですね
③自分の感情を理解し、相手の感情のエネルギーを理解する
自分の感情を理解すると、相手の感情を理解することができる
感情を理解することで、感情の割合(例えば喜怒哀楽のどこが多いのかなど)がわかってきます。
感情の割合が理解できることで、負の感情を発している人と距離をとることができますし、
自分の居心地がいい人や場所を見つけ、その場に身を置くことができる。(または作ることができる)
自分の感情を知ることは、周囲の感情を理解することにつながり生きやすさにもつながると思います。
以上をまとめると
・感情はエネルギーとなって周りに伝染する
・エネルギーが強いと周囲を巻き込む力も強い
・感情の表現が苦手な人の負のエネルギーに巻き込まれな異様にしよう