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記憶の定着におけるキーワードは【結論:脳の休息なしに記憶の定着率は上がらない】

以前記憶力を高める方法についてブログでお伝えしました。

 

tunrun.hatenablog.com

 

この内容に加え“記憶に残す”ために欠けてはいけないことがあります。

 

 

効果的に記憶に残すためには何をしたらいいと思いますか?

 

 

 

本日の結論

「“脳の休息”なしに記憶の定着率は上がらない

 

 

 

さらに記憶の定着しやすくするための方法についてご紹介します。

 

 

もくじ

⒈記憶の定着におけるキーワードは“脳の休息”

⒉インターリーピング睡眠で記憶の定着率を上げる

⒊仮眠を取れなくても記憶の定着を上げる方法は

 

 

 

⒈記憶の定着におけるキーワードは“脳の休息”

 

 脳の休息といえば、寝る前に暗記ものを勉強したりすることで記憶に残りやすくなるという話を聞いたことはあるのではないでしょうか。

 

 そして、「脳の休息をとる」という話を聞くとまず始めに思いつくのは「睡眠」ではないでしょうか。

 

 

記憶の定着率を高める方法として“インターリーピーング睡眠”という方法があり

学習の合間に睡眠をとることで、記憶の定着が高まると言われています。

 

 

 常に勉強し続けるより、学習の合間に脳の休息をとることで、学習した知識を効果的に記憶に残すことができます。

 

 

⒉インターリーピング睡眠で記憶の定着率を上げる

 

インターリーピング睡眠とはどういうものか

 

 フランスの大学の研究チームが“睡眠によって学習効果をより高くするためには?”という問いで40人の男女を対象とした調査をしました。

 

①午前と午後学習をして、その後普通に眠ってもらったグループ

②学習と学習の合間に睡眠をとったグループ

 

 どちらの記憶力が高まっていたかというと、②のグループの方が覚えることができていました。しかも想起能力も②グループは高まっていた。

 

この方法を「インターリーピング睡眠」と名付け

 

 「睡眠を取らなかった場合と比べると約2倍の記憶力、想起能力の違いが生じる」と指摘しているそうです。

 

 

 ポイントは学習がひと段落ついてから眠るのではなく、中途半端でも時間で区切り、仮眠をとることが重要です

 

 

⒊仮眠を取れなくても記憶の定着を上げる方法は

 

「いやいや、学習の合間に眠っている時間は取れないよ」

「日中に仮眠をとる時間はないんだよな」

 

 

仮眠をとることができないなら効率よく記憶を定着させることができないのか?

 

そんなことはありません。

実際に仮眠をとることができない場合でも“記憶力を高める方法”があります。

 

 

それは「ウェイクフルレスト」という方法です

 

どうやってやるかというと

読書や学習の合間に4分から6分ほど目を閉じて、ボーッと何も考えない時間を作るという方法

 

 このウェイクフルレストを使用したグループとそうではないグループを比較した際に、そうではないグループに比べて、ウェイクフルレストを使用したグループの方が記憶の定着率が10%高かったそうです。

 

 

行動し続けることは、成果を出す上では重要ですが

記憶の定着に関しては、常に学習し続けるよりも、脳に休息を与えることで効果的に記憶の定着を高めることができます。

 

 

 

このインターリーピング睡眠やウェイクフルレストが書かれた書籍はこちらです

知識を操る超読書術

知識を操る超読書術

  • 作者:メンタリストDaiGo
  • 出版社/メーカー: かんき出版
  • 発売日: 2019/11/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

読書だけでなく記憶定着についてもまとめられており、読書以外の学習や仕事にも使うことができる本です。

 

・速読、多読、フォトリーディングを科学的に否定

・効果的な読書の方法とは

・読書の内容を記憶に残すために必要な準備とは

など

 

時間のない社会人はもちろん、学生の方も使える内容だと思います。

 

 

以上をまとめると

・脳の休息をとることで記憶の定着率を上げることができる

・インターリーピング睡眠を使用し記憶の定着率を上げる

・仮眠を取れない場合でもウェイクフルレストを使用することで記憶の定着率を上げられる