悪い習慣をやめるために忘れがちなたった一つのこと
「心機一転、新しい習慣を作ろう」
「いつも良くないと思っているのにやめられない習慣がある」
習慣に関することで、忘れがちなことが一つあって
人間の習性とも言えることです。
この忘れがちなことに気づくことで、習慣を作ったり、やめることをスムーズに進めることができると思います。
本日の結論
「習慣を作るときもやめるときもまずは“意識づけ”から始める」
もくじ
⒈習慣は自動化された行動や反応
習慣を作りたいときや悪い習慣をやめたいときには、まず現在の自分を認識することが必要です。
習慣はある状況に人が出会った時に無意識に行動や反応してしまう状態です。言い換えると自動化とも言えるかなと思います。
人は、自動ドアのように“近づくと開く”ような多くの行動をしています。
その自動化を変えるためには、まず自動化が起きていることに気づくことが重要です。
「あ、今無意識に行動してたな」と気づくことから始めます。
⒉習慣の始まりは意識づけから
習慣は、始めは意識していたことが、だんだん意識しなくても行動できるようになることで習慣化につながっていきます。
習慣を作るときもやめるときもまずは意識づけが必要ですね。
悪い習慣をやめる目的としては
いい習慣を作ることで生活の質を高め、充実感を得るためです。
悪い習慣があると、体も心もうまく働かないので、常に身体の怠さややる気が出ないなどの状態になってしまいます。
悪い習慣をやめて、体にも心にもいい習慣を作っていくことが重要ですね。
⒊無意識の行動を意識するための一つの方法
実際に、どのように意識づけることで、習慣を変えることができるのか書いていこうと思います。
習慣はある状況に人が出会った時に無意識に行動や反応してしまうと書きました。
「無意識だったら意識することもできないじゃないか」
そう思う方がいらっしゃるかと思います。
無意識なものを意識することは、日頃から自分の生活や行動、感情について考えることでだんだんと気づくことができるようになります。
「すぐにできないなら、新しく始めるのも面倒だな」
そんな方でも、無意識にやってしまっている行動や考えを意識に上げる簡単な方法があります。
それは
“自分が不自由を感じていることを紙に書き出すだけ”
不自由に感じていることを紙に書き出してみてください。
「時間が足りない」
「仕事にやりがいを感じられない」
「人間関係がうまくいかない」
書き出したあとは、この不自由なものはなぜ自分の身に起きているのかを考えてみます。
時間が足りない場合を取り上げてみると
なぜ時間が足りないのか。毎日の予定を簡単に書き出してみる。
→睡眠時間8時間、仕事や学校が8時間、食事や入浴、翌日のための学習や資料づくりなど含め8時間
これで合わせて24時間です。
睡眠時間と仕事や学校の時間は削ることができないと考えると、残りの8時間は何に使っているかなと考えてみます。
・そういえばぼんやりとテレビやYouTubeを見ながらご飯食べてるな
・ベッドに入ってからスマホを使っている時間が多いかも
・Twitterとかインスタを開いたら気づけば1時間2時間過ぎてるな
などなど
無意識の行動を意識化しよう!と思うと難しく感じてしまうため
現在の生活で不自由さを感じているところから切り込んでみると、考えやすかったりします。
以上まとめると
・習慣は自動化している
・自動化している行動は意識することで変える準備を整えることができる
・生活の不自由な部分から無意識な行動を意識化できる