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過度に騒ぎ立てるのは原因究明ではなく悪者探し

最近仕事で、伝え忘れをしてしまい、翌週の勤務者が混乱してしまったと言う出来事がありました。

その仕事を依頼する予定だったスタッフ(Aさん)には前の週に伝えていましたが、他スタッフ(Bさん達)にもわかるように文章に残すことを忘れてしまっていました。

翌週になった時に、伝えたスタッフ(Aさん)は忘れてしまっており、「言われたような気が…」と話されていたと。

文章に残し忘れてしまった自分の責任だったなと思います。

 

 

そんな中、書き忘れてしまったことを他スタッフ(Bさん)が教えてくれたのですが、「なんでこうなったんだ。原因究明しろ!」と言っていたスタッフがいたと。

ちなみにその業務は問題なくできたようでした。

 

 

その話を聞いた時に、

「書き忘れてしまっていたんだな。申し訳なかったな」

「Aさんに伝えて安心し切ってしまっていたな」

 

と思ったのと同時に

 

「その言い方は原因究明だけだろうか」と感じました。

 

 

本日の結論

「過度に騒ぎ立てるのは原因究明ではなく悪者探し」

 

 

もくじ

⒈原因究明なら具体策まで考える

⒉責任を負いたくない人は悪者探しをする

⒊悪者探しには関わらない

 

 

 

⒈原因究明なら具体策まで考える

 

原因究明をする時には

・誰がしてしまったのか

・なぜしてしまったのか

を考えることが重要だなと感じています。

 

人を特定することは、そのことが起きたことを具体的に分析することができるので人を特定することが必要です。

 

ここで責任の話をしないことがポイントだと思います。

責任を取るとか取らないとかを話し始めるから、誰が悪いとか悪くないとかの話が始まってしまうのです。

 

原因を究明するなら具体策まで考えた上で、次に改善できるようにして、責任の話をしていけばいいのでは、と思います。

 

責任は仕事にはつきものだと思いますが、常に責任がどうの、誰が悪い悪くないと話が出ている職場は息苦しいなとも思いました。

 

 

⒉責任を負いたくない人は悪者探しをする

 

その時間に勤務していた人を調べてみると「ああ、この人が言っていたんだな」とわかりました。

 

その人の傾向として、責任は負いたくない、急な変化には適応しずらい、自分が悪者にはなりたくない、正論を相手にぶつけてしまう

などがあります。

 

自分が思っているようにならない状況になると、状況に合わせて行動しよう、と言うよりその状況に自分を陥るようにした人を見つけ責め立てることが多々ある人でした。

 

 

基本的に、責任を負いたくない人は、自分を正当化し、自分が不利な立場にならないように振る舞います

 

仲良くしていたとしても何かあった時に、手のひらを返してくるので、情報開示する際には要注意な人物だと思います。

 

自分の利益のみ考えてしまうテイカー言われる人も似たように行動をするなと思います。

 

 

⒊悪者探しには関わらない

 

職場の中に悪者探しをする人がいる時は関わらないようにすることが重要です。

 

もし探すようなそぶりを見せると、悪者探しをしている人は「いい味方がいた」と巻き込もうとしてきます。

そして巻き込まれてしまったあとは周囲に「あの人も悪者探しをする人なんだな」と思われてしまいます。

 

「あの人に巻き込まれてかわいそう」とは思われないのが悲しいところだなと思います。

 

 

悪者探しに巻き込まれないための方法

①悪者探しの人と距離を置いて仕事をする

②悪者探しを始めた時にも関わらないようにする

③無理やり同情を得ようとしたり、悪者探しを手伝わせようとしてきた時には、傾聴だけして「自分はこう思う」と立場を明確にする。

 

 

このような悪者探しをする人やテイカーとは適切に距離をとることが、職場でのやりにくさを軽減するために重要だと思います。

 

 

 

以上まとめると

・原因究明の際には、責任の所在をまずは置いておく

・“誰が悪いのか”を重要視する人は、責任を負いたくない人

・悪者探しには関わらない。巻き込まれそうになっても自分の立ち位置を明確にして関わらないようにする