失敗に関係する心の課題は
「どうせなら失敗したくない」
「失敗しないためにどうしたらいいのかな」
人は失敗したくないもの。
ただ“失敗を避けていては味わえないもの”があります。
本日はそのことについて書いていこうと思います。
本日の結論
「失敗は乗り越えると楽しくなる」
もくじ
⒈失敗に関係する心の課題は
失敗した時に生じる心の問題は
「苦痛」や「劣等感」
僕らはこれらを感じることが多いと思います。
本来“失敗”というものは認識とか解釈の話で、“失敗”というものはないと考えています。
長期的にみると失敗というのは成功の途中だからです。
失敗が成功に変わる時
できないことができるようになると楽しくなります。
⒉失敗を長期的に考える
例えば料理を作る時、うまく包丁を使えなくて
思っていたような見た目や内容にならなかったことはありませんか?
そして、それは失敗でしょうか。
その日だけ、短期的にその部分だけをみると失敗かもしれませんが
次に作るときは、始めの時に比べるとうまく包丁を扱うことができると思います。
そして、何度も繰り返すことで、包丁の使い方は上達していきます。
長期的にみると成功に着々と近づいており
続けていくことでより技術は向上していくい。
⒊失敗を成功に変えるには
「そうは言っても短期的に成果を出さないといけない時もあるんじゃないか」
「短期的に求められることが多くて、長期的になんて考えられない」
長期的視点を持てるかどうかは、目標達成することに大きな影響を持ちます。
そして、失敗という解釈を変えること、成功への途中であると解釈することでモチベーションを保つことができると考えられます。
もちろん短期的に成果を求められることはあると思いますが
その成果に関係している技術や知識について学習することは、長期的にみると同様の能力を求められた時に力を発揮することができます。
求められたときに成果を出すことができなかったとしても
今後似たような成果を求められた時により成果を出すことができる。
最終的な自分の目標の達成のために、技術や知識を積み上げていく。これが成功への近道だと思いますし、失敗を失敗のまま終わらせないために必要だと思います。
そして、前回より成果を出すことができた時や技術が身についた時に達成感を感じることができます。
目標に向けて行動している人の中に
経過も楽しめる人がいて、その人は経過を楽しんで取り組むことができる。
経過を楽しめるものが現在ない人は、できること、達成することで楽しむことができます
僕らは失敗に対する解釈を変え
行動を継続し、技術と知識を身につけることで、目の前の問題を乗り越えることができるようになります。
そして、問題を乗り越えると楽しさを感じることができます。
以上をまとめると
・失敗は認識や解釈次第。失敗は成功への途中経過のこと
・短期的に成果を出そうとすると、失敗に対する解釈が歪んでしまう。長期的な成果を考えると失敗は成功に変えることができる
・行動している間の経過を楽しめなくとも、できることが増えること、目標を達成することで楽しみを感じることができる