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嫌いなことをやめたら失敗した話【結論:嫌なことはやめようというのは罠】

自己啓発本を読んだことはありますか?

 

読んだことがない人は想像できないかもしれませんが

 

読んだことがある人は「好きなことやろう」「嫌いなことはやめよう」というループにハマったことはありませんか?

 

 

自己啓発本を読み漁り失敗したこと、その上でうまくいくための方法について本日は書いていこうと思います。

 

 

 

本日の結論

「嫌なことはやめようというのは罠」

 

 

 

もくじ

⒈「嫌い」の感情に人は騙される

⒉できなくて「嫌い」を避けると、知らない「好き」を見つけられない

⒊「好き」なことを見つける3つの方法

 

 

 

 

⒈「嫌い」の感情に人は騙される

 

「嫌い」という感情は1種類で

理由に関係なく「嫌い」なものは「嫌い」と僕らは認識します

 

自己啓発本では「好きなことをやろう」「嫌いなことはやめよう」と書いていることが多いですが、これは「感情」の部分が本には書かれていません。

 

 

「嫌いなこと」の理由が

 

・できないから嫌い

・できるけど嫌い

 

僕らはこの2つの違いを同じ「嫌い」として感じます。

 

「嫌いなことはやめよう」の前提で考えると

すでにやったことのある経験の中からしか「好きなこと」を見つけられません。

 

すると、今まで経験が少ない人や嫌いなことが多かった人が

「好きなこと」を探そうとしたり「嫌いなことをやめよう」とすると

ほとんど見つけることができない事態に陥ってしまうこともあります。

 

 

⒉できなくて「嫌い」を避けると、知らない「好き」を見つけられない

 

大学生の頃、自己啓発本を読みあさっている時に

「好きなことをやろう」

「嫌いなことはやめよう」

という言葉に従って、探してみました。

 

探してみた結果残ったのは

「じゃがいも」と「心理」

だけでした。

 

 

同じような自己啓発本を読んでは考えてを1〜2年繰り返していました。

 

僕は元々、色々な経験をしてこなかったことと言われたことを嫌々やってきた過去があり、

その結果、経験したことは「できないから嫌い」なことばかりで、好きなものはほとんどありませんでした。

過去のツケが回ってきたような感じでしたね。

 

経験してないこと、嫌いなことを避けてきたことで、自分の中にある選択肢が少なくなり、知らないことから好きなものを見つけることが難しくなってしまっていました。

 

経験が少ないことと嫌いなことを避けていると

今知っている「好きなこと」以外を見つけることができません

 

 

⒊「好き」なことを見つける3つの方法

 

 

「そうは言っても嫌いなことはやりたくないでしょ」

「何を基準に好きなものか嫌いなものかを考えたらいいのかわからない」

 

 

僕らは「嫌い」という感情は1つしかないので

「嫌いなものは嫌い」というイメージが強いと思います。

 

 

現在嫌いだと思っているものが実は嫌いじゃないと気づけたり、知りもしなかったものを「好きだな」と知ることができる方法を書いてみたいと思います。

 

 

①やったことないことを経験してみる

 やったことがないものは、そもそも面白いかどうかがわかりません。聞いた話とか、イメージで「なんとなく」面白そうと思ったり、嫌いかもと思ったりすると思います。

 

 現在「好きなもの」や「楽しいこと」が見つからないという人は、やったことのないことを経験することで、好きなものや楽しいことを知ることができると思います。

 

②嫌いなものの嫌いな理由を考えてみる 

嫌いなものを見つけた時に、なぜそのことが嫌いなのかを考えてみてください。

 

・以前失敗したから

・周りにやめておけと言われたから

・後悔した話を聞いたことがある

・(仕事など)有名な人だからうまくいってるんだろうと思っている

・なんとなく面白くなさそうと思った

 

これ以外にも理由は人それぞれあるかと思います。

 

色々理由を考えた後で、その物事を

・経験したことがあるか

・できるようになるまで取り組んだことがあるか

を考えてみてください

 

もしできるようになるまで取り組んでみて、嫌いだと思うことは、本当に嫌いなんだと思います。

 

やったことがなかったり、できるまでやったことがない場合は

そのことをやってみることで本当に嫌いかどうかを見極めることができます。

 

 

③できないことは「嫌い」ではなく「苦手意識」

できないこと、やったことないことを嫌いと考えてしまう時

 

それは嫌いではなく苦手意識です

 

 

子供の頃は苦手意識などあまり感じず、多くのことをやってきたのではないでしょうか。

 

成長する過程で

・うまくできなくて周囲の目が気になったとか

・恥ずかしい思いをした

・苦労をした

・面倒な思いをした

など様々な経験をしてきたと思います。

 

それが、新しいことに挑戦するときの足かせとなってしまっていることが多いです。

 

 

始めから新しいことができる人はいません

 

できなくてもやっている過程で成長しますし

できるようになったことで「面白いな」「これ好きかも」と感じる経験をすることができます。

 

 

自己啓発の「嫌なことはやめよう」は罠です

このことは大体は合っているのかもしれませんが、個人によっては当てはまらずに苦しむ経験をしてしまうかもしれません。

 

嫌いなことでも経験することで新しい発見をすることができます。

 

嫌いなことをやるには勇気が必要だと思いますが、やることで自分の幅を広げることができ、僕のような失敗をせずに済むと思います。

 

 

以上をまとめると

・人は「嫌い」の感情に騙される

・嫌いなことを避けていると本当に好きなことはみつからない

・嫌いだと思っていることは嫌いではなく苦手意識であると気づき、知らない「好きなこと」を見つけよう