人間関係の問題の原因は偏見と思い込み
「友人とうまく関係を作れている感じがしない」
「人間関係で悩み事が多い」
「相手のことがよく分からなくて怖い」
人間関係で悩んでいる方、僕もずっと悩んできました。
人間関係を考え直してみると、この前提を持つことが重要だなと感じたことがあるのでまとめていこうと思います。
本日の結論
「まっさらな状態で相手を見ると本当の相手を知ることができる」
もくじ
⒈自分の偏見で相手が曇って見える
人は何かを見るとき、自分の過去の経験や価値観をもとに物事を見ています。
相手を見るときは「自分の価値観」というフレームをかけています。
自分の価値観が偏見となり、相手を見る時に歪んでいたり曇ってみえたりします。
そのような偏見を限りなく減らして物事や人を見ることで
“本当の相手”を見ることができます。
⒉僕らは無意識に判断する
自分の価値観をもとに人を見た時に決め付けてしまっていることはありませんか。
「この人はこういう傾向があるだろうな」
「あの人のこういう行動はこういう性格だからだろう」
人は過去の経験から物事を判断します
処理しなければいけない情報量が増えれば増えるほど
一つ一つのことを丁寧に考えることができなくなります。
脳は処理機能が超えた時に、物事を無意識に判断をするように作られているようです。
緊急度が高いものは考えて判断できるように
優先度が低いもの、緊急度が低いものは無意識に処理されるようになっています。
そのため、人は一人一人をじっくり観察して「この人はこういう人なんだな」と理解する前に、
決め付けて「こういう人」と判断してしまうことがあるのです
⒊思い込みではなく相手自身を知るために
「無意識に判断していると言われても自分は相手を見ることができている」
実際に、自分で一つ一つ考えていると考えている方はいると思いますが
自分にとっての「重要なこと・緊急なこと」を考えているのだと思います。
その他の重要でないこと、緊急でないことは
おそらく都度考えずに無意識に処理していると思います。
無意識に処理していることを、意識的に処理するためにはどうしたらいいのか
「物事を考えるための余裕を持つ」
それでも余裕を持つことができない、という人は
日々の余裕を持つことは諦め
仕事後や休日などに
自分にとって重要な価値の見直しをすることをおすすめします。
・今現在、人生や仕事でうまくいっていないと感じる
・人間関係でうまくいっていないと感じている
これらは、自分の持つ基準がずれてしまっていることが多いから感じることだと思います。
相手とつながる感覚を体験するためには
自分の思い込みで相手を見るのではなく
相手をまっさらな状態で見ることで
相手の本当の性格や価値観を知ることができます。
少し話が逸れますが
時間の話を言えば、時間的な余裕が多すぎてしまう人は「悩みすぎ」てしまいます。
悩みすぎてしまう人は、少し忙しくすることで悩みすぎることを抑えることができたりします。
人間関係の悩みを解決するための方法としては
「まっさらな状態で相手を見て、本当の相手を知ること」
これが重要だと思います。
以上をまとめると
・自分の価値観のフレームは、相手を歪ませたり、曇らせたりしてしまう
・人は過去の価値観から重要なこと、優先すべきことを無意識で選び出す力がある
・思い込みを捨てるためには、物事を考える余裕を持とう