勉強に挫折するひとが足りないもの【結論:前提の知識をもてば理解できる】
新しいことを学習するときに立ちはだかるものが
「よく分からないからモチベーションが保てない」
「何から勉強をしたらいいのかが分からない」
の2つが大きいと思う。
そんな中、モチベーションを保ちつつ、何から勉強をすれば良いのかについてまとめていこうと思います。
最近全く知識のない領域の学習をしてみて、知識が繋がる感覚、理解できる感覚を得たことを踏まえて書いていこうと思います。
本日の結論
「“前提の知識”を持てば理解できる」
もくじ
⒈理解するために必要な“前提の知識”とは
前提の知識とは何か
そもそも理解することを考えてみると
知識を理解するためには経験が必要です
ある程度年齢を重ねると経験量が増えてくるため
未知の知識に出会った時に
少ない情報から推測したり、理解したりすることができるようになっていきます。
国語でも数学でも理解するための“前提の知識”があることで、その物事や学問を理解することができます。
反対にこの前提の知識がないと、その領域で知識を理解することができません。
「おそらくこうかもしれない」と推測することができたとしても理解には至らない。
“前提の知識”が記憶に残り始めると、様々なことが繋がり始め、理解に至るようになります。
⒉知識がないから何のことか理解できない
新型コロナウイルス(COVID-19)が日々メディアで取り上げられていますが
・そもそもコロナウイルスとは何か
・何を持って感染するのか
・他のコロナウイルスとは何が違うのか
・SARSとかMARSと何が違うのか
など
新型コロナウイルスについては、専門家ですら情報がない中、日々情報を集めつつ、現在の状況について理解し対応しようとされています。
知識のない分野を勉強するとしたら、専門家でないと理解できませんよね。
もちろん聞いたことのある言葉はあると思いますが、その言葉自体の理解はできません。
前提とする知識がないこともあるため「よく分からないな」という風になるわけです。
しかし、始めは「何のことやら…」「嫌だな」「怖いな」という状態であったとしても
日々報道される内容を繰り返し見聞きし、気になったことを調べてみると
前提となる知識が積み上がっていきます。
前提となる知識が積み上がると、少しずつ知識が繋がるようになり
「ああ、なるほどね」と理解に至ることができるのです。
⒊“前提の知識”を身につけるためには
「前提となる知識が必要なのはわかったけれど、その前提の知識はどうやって身につければいいの」
「そもそも前提となる知識って何を指すの」
前提となる知識は、その領域における「基礎知識」のことです。
その領域では「その知識を何のために使っているのか」ということも考えつつ勉強すると効率がいいと思います。
算数や数学がわかりやすいかもしれません。
算数だと足し算や引き算、数学だと公式などの前提のルールがありますよね。
このような前提のルールなどの基礎知識を積み重ねることで理解することができます。
この前提の知識をどうやって身につけるといいのか
その分野で一番簡単な教科書や文献を使用する
理解するための最低限の知識が身につくまでは勉強をしていてもよく分からない状態が続くと思いますが、知識が記憶に残り始めると、少しずつ内容が繋がり始めます。
そのため効率よく記憶に残す方法を知ることで、理解する近道にもなるのです。
記憶が積み重なり、知識同士が繋がり始めることは
スティーブ・ジョブズの「点と点が繋がる」こと、かなと思います。
知識が繋がり始めると、そのことがわかるようになり、面白さを知ることができるのです。
何か新しい領域の勉強をする時には
「知識の積み重ねる期間があること」
「前提の知識を身につける」
この二つを理解して学習を始めると
目標が明確になり、モチベーションを保ちつつ学習することができると思います。
何かを理解したいときや理解する必要があるときは“前提の知識”を身につけていきましょう。
以上をまとめると
・理解するためには前提の知識が必要
・知識が積み上がることで、知識が繋がり理解することができる
・効率よく“前提の知識”を身につけることで理解するスピードが上がる