なぜ自分の周りで問題が起きるのか
・自分の人生の主導権が持てていない人
・いつも誰かに振り回されている人
・どうしていつもうまくいかないのかと悩んでいる人
・周りが変われば、どうにかできると感じている人
他人に振り回されていることが多い人は、結構な人数がいて
過去の僕も振り回されて生きていました。
うまくいかないことばかりで、毎日苦痛だったと記憶しています。
「人生ってそういう物なのかな」
「そういう星の元に生まれたのかな」
なんて、よく思っていました。
そんな中、大学生の時に読書をしていて、ある法則を知ることができ、
現在は、他人主導の人生から自分主導の人生に変え、生きることができています。
本日の結論
「問題は自分が作っている」
もくじ
⒈なぜ自分の周りで問題が起きるのか
そもそもなぜ問題が起きるのかを考えてみると
ある出来事に対して
「なんであんなことをするんだ!」
「普通こうでしょ!」
と反応して、問題だと思っている自分がいるから。
その出来事を僕らは問題だと感じてしまうのです。
原因である自分がいるために
問題が周りに現れてくるのです
この原因というのは
自分自身ではなく、自分の考え方や価値観が原因なのです
⒉問題を感じる人の心理を覗いてみる
問題だと感じると、人はどういう行動をし始めるのかというと
「怒る」
「批判する」
「避ける」
「罪悪感を抱く」
などのネガティブなもの。
例えばポイ捨てが許せない人は
目の前で空かんやペットボトルを捨てられるとどう思いますか?
嫌な気分になりますよね
もしかすると相手に投げ返したり、ポイ捨てはダメだと伝えたりするかもしれません
ポイ捨てが許せない人は、
・以前ポイ捨てをして怒られたか
・ポイ捨てはダメなものだと言われて来たか
・ポイ捨てした人が総叩きにあっている場を見たか
このどれかで「ああ、ポイ捨てはダメなことなんだ」と実感したから
ポイ捨てが許せなくなったのです。
ポイ捨てが倫理的に良い悪いは置いておいて
自分には「ポイ捨ては許せない」という原因があって
ポイ捨てをする人を見て「なんでポイ捨てするんだ!」「人としてどうなんだ!」という問題が目の前に転がってくるのです。
反対に、ポイ捨てする人側の立場に立ってみると
自分もポイ捨てをしているので、ゴミが転がっていたり、ポイ捨てしている場面を見てもあまり気にならず、問題にもなりません。
また、別な視点で見てみると
日本人あるあるの“本音と建前”で
誰かといるときには「ポイ捨てするやつなんなの?」という人はいるかもしれません。
が、それは建前であって、ポイ捨てに対して反応しているのではなく
人の目に反応しているのです。「この場に賛同しないことで非難されること」の方がその人にとっては問題になったりするのです。
⒊他人が作り出せる問題はほとんどない
「そうは言ってもポイ捨ては良くないことでしょ」
「問題の原因は自分にもあるかもしれないけど明らかに他人が作ってることもあるでしょ」
例えば、殺人などの他人の人生を奪うようなものは明らかに他人が作り出した問題かもしれません。
どんなに憎しみを抱えたとしても人を殺めて解決することはないでしょう。
しかし、そうは言っても問題のほとんどは自分が作り出しているもの
物の見方を変えて自分が変わらなければ周囲の物事も変わらない
という考え方を「インサイド・アウト」というそうです。
このインサイド・アウトという前提を持ち
「問題は自分の考え方とか価値観が作り出しているらしいな」
「物の見方を変えることで自分を変えることができるみたいだよ」
と考えて生きることで、考え方や価値観は徐々に変えていくことができます。
元々の価値観や考え方も
親や教師から言われて「そうなんだな〜」と思い
その前提で、様々な経験をしてきたため
価値観や考え方として積み重なってきたのです。
それを改めて自分で行っていくことで考え方、価値観は変えることができます
問題はいつも自分の中にあって
目の前に起こる出来事は自分が作り出しているの。
この考え方を身につけることで人生の舵を自分に取り戻すことができます。
他人主導の人生だと「あいつが悪い」「あの状況が悪い」と
自分でコントロールすることができませんし
自分で変えられることも見つけることができません。
問題は自分の中にあると自覚することで
何か問題が生じたときに、自分で解決することができるようになります。
そして、受け身の人生から抜け出すことができるのです。
以上をまとめると
・問題に反応する自分がいるから、それは問題になる
・問題だと思わない人にとっては「ポイ捨て」も問題にならない
・自分に問題があると考えることで、自分の人生や現実のコントロールをすることができる。他人主導から自分主導へ切り替えられる。