自分の傾向を知るには
自分の性格を変えていくために必要なことは
自分の性格を理解すること、知ることから始まると思う。
その性格を知るための一つとして、自分の傾向を知ることが挙げられます。
自分の傾向は自己分析をすることで理解することができます。
傾向の分析はわりと理解しやすいためこの方法をご紹介したいと思います。
では実際に、自分の傾向を掴むためにはどのようにしたらいいのか
本日の結論
「感情が動く体験を抽象化しよう」
なぜ自分の傾向を知るために感情が動く体験を抽象化したらいいのか
体験を抽象化する方法とは
もくじ
⒈なぜ自己分析か
自己分析は、自分を理解するためには必要です。
知りたいことも知ることができますが
知りたくないことも知ってしまいます。
ここでは書きませんが、知りたくないことを知ることで、自分を過去から現在に至る因果関係を仮説検証することができたりもします。
⒉体験の抽出と自分の傾向の関係
傾向とは
ある方向・態度に傾くこと。傾き。
一般的な傾向について考えてみると
一般的な傾向というのは多くの情報から、多くの人に共通することが抽出されたもののこと。多くの人にとって共通するだけなので、もちろん例外はある。
自分の傾向も同様に
自分の感情が動くことをいくつか情報をまとめて、共通することを抽出することで把握することができる。
そうすることで、自分の傾向を自己分析して理解することができます。
考えるときはテーマを一つ設けて考えてみる
例えば「学校」
・勉強は嫌い、特に数学が嫌い。
・体育はわりと好き。球技は得意だ。
・宿題が嫌い。やらないと怒られる。
・友達と遊ぶのは好きだけど、いじってくる人は苦手。
・〇〇先生は、よく決めつけで言ってくるから嫌い。
・〇〇先生は、面白いから好き
イラッとした言葉
疑問に思った言葉
モヤモヤとした言葉
嬉しかった言葉
喜んだ言葉など
具体的な言葉を書き出すことはより考察しやすいのでおすすめです。
⒊傾向を理解して性格を変える。
⒉でテーマを設けていくつか書いてみました。
そこから共通すること、傾向を抽出してみます。
少し抽出してみると以下のようになるかと思います。
・人についての内容が半分、物事についてが半分
・いじられることや決め付けられること、怒られることが嫌い。
・難しいこと、論理的なことが苦手
・体を動かすことは好き
・面白いこと、得意なことは好き
この人について分析や推測をしてみると
・人に関しては面白いことや害のない人が好きで害のある人はきらい
・怒られることがきらいなのは、基本的に怖いと思うからなので、怖い思いをしたくないので怒られたくないと感じる。
・難しいことが苦手なのは、そのことが理解できないという部分と、できなかったことで怒られた、叱られたという経験があるかなと推測できる。
・勉強などでできなかったことで怒られた、色々言われた経験が元になり、難しいことやわからないことはあまりやろうとしなかったり、避けようとしたりする。
上記に挙げた内容が人のことが多かった場合は、人のことに興味関心があるということで、人について心が動くことが多い。それがポジティブな内容でもネガティブな内容でも。
この人の傾向として悩むことが多いとなると、原因は“人”に関することが多いと思われる。
この現状の場合、順調に何かを進めていくためには面白いこと、得意なことをやってもらうことがいい。
人について悩みやすいので、穏やかな人間関係や職場環境にいることでストレスが少なく仕事をすることができる。
このように傾向を知ったあとは、いくつか行動をとることができます。
①傾向を知った上で、そのまま過ごす
②傾向を知った上で、周り(環境)を変えようとする
③傾向を知った上で、自分を変えようとする。
①の場合は、何も変わらないので、似たような出来事で再度悩んだり、病んだりします。
②の場合は、周りを変えようと行動します。自分が正しいという前提で、周りを否定したり、修正しようとする。自分の傾向は自分が基準となっていて、周りにも影響しているので、自分の傾向がそのままの場合は、一度変えることで一時期は悩みを解決することがありますが、人が変われば同様の悩みにぶつかってしまい、再度相手を変えようとしなければいけない。
③の場合は、自分の傾向を冷静に見て、辛くなることや悩みやすい考えを変えようとします。
自分の傾向を変える方法についてはこちらを参照ください。
以上をまとめると
・自分の傾向を知るには、自己分析をしてみる
・自分の感情の動く体験を書き出して、共通点を分析してみると自分の傾向がわかる
・テーマを決めることで、自分の知りたいジャンルを決めることができる