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WHOが言っていたように本当にマスクは必要ないのか?考察してみる。

新型コロナウイルスの対策として

2月29日 WHOが

「咳やくしゃみといった症状がない人は予防目的で学校や駅、商業施設など公共の場でマスクを着用する必要はない」

と発表したのを覚えているでしょうか。

 

 

本当にマスクは必要ないのか

 

 

結論として、マスクを一番着用した方がいいのは

「咳やくしゃみのある人」

 

 

厚労省などの情報を調べてみて

症状のない人が予防する方法としてマスク着用がどうかと言われれば

 

しないよりはした方がいいかもしれないが

保菌者がした咳やくしゃみが顔にかかれば

感染する可能性が高くなる、と思われます。

 

 

マスクの着用する目的や

新型コロナウイルスの感染経路を踏まえつつ、お伝えしようと思います。

 

 

 

もくじ

⒈マスクを着用する本来の目的は⇒ウイルスや菌を外に出さないこと

⒉新型コロナウイルスの感染経路をおさらいしてみる【飛沫感染・接触感染】

⒊一番感染する原因は、汚染した手【接触感染】

 

 

 

⒈マスクを着用する本来の目的は⇒ウイルスや菌を外に出さないこと

 

マスクを着用する本来の目的(Mwdical SARAYAから引用)

 

⒈湿性生体物質による汚染から医療従事者を守る

 血液や体液で汚染される可能性がある場合、医療従事者の鼻腔・口腔の粘膜を守る

 

⒉湿性生体物質による汚染から患者や物品を守る

 医療従事者が無菌的処置を実施する際、医療従事者の鼻腔・口腔粘膜に保菌している病原体に患者や物品が暴露されるのを防ぐ

 

⒊呼吸器感染拡大防止のため(呼吸器衛生/咳エチケット)

 咳をしている人から呼吸器由来の感染性分泌物が飛散されるのを防ぐ

 

 

WHOがなぜ上記のように発表したかというと

目的の2と3に共通する

「人から細菌やウイルスが外に出ることを予防する」こと

 

咳やくしゃみがある人はマスクをすることで細菌やウイルスを外に出さずに済みます

 

症状がある人がマスクをすることで拡散を大きく防ぐことができる

 

 

目的の1は誰かからの咳やくしゃみによって飛散された細菌やウイルスが

鼻や口に直接入ってくるのを抑えることができます。

 

ただ、新型コロナウイルスは粘膜(目)からも感染する話が出ています。

 

 

咳やくしゃみから飛散した病原体を鼻や口から入ってくるのを防ぐことができたとしても

目から入り感染する。

 

マスクだけでは防ぐことができません。

 

 

ただ、そういう症状がある人から2メートル以上離れることで飛沫を浴びるリスクは少なくなります。

 

 

報道で見るように、医療者が対応している時は

マスクに加え、目を守るゴーグルのようなものをつけています。

 

もし症状がある人に近づくためには

鼻や口だけでなく目も守る必要があるのです。

 

 

新型コロナウイルスの感染経路をおさらいしてみる【飛沫感染接触感染】

 

新型コロナウイルスの感染経路は接触感染」飛沫感染です。

 

接触感染は、特に手についた細菌やウイルスから鼻や口、目から感染します。

飛沫感染は、咳やくしゃみなどから飛散した細菌やウイルスが鼻や口、目に入り感染します。

 

 

集団感染の共通点は、特に

「換気が悪く」

「人が密に集まって過ごすような空間」

「不特定多数の人が接触するおそれが高い場所」

と言われています。

 

これは、

症状がある人や細菌やウイルスを持っている人がその場にいる可能性があり

換気の悪いところだと咳やくしゃみ、話した際に感染物が混ざった物が飛沫感染するリスクがかなり高い

そして、周囲の手すりや椅子、机などにウイルスが多く付着しているところに触れた後、自分の手を介して鼻や口、目から感染する

 

接触感染と飛沫感染が上記のような空間では生じやすいと考えられています。

 

多くの感染経路は「自分の手」

 

 

⒊一番感染する原因は、汚染した手【接触感染】

 

2でも書いた、汚染した手から感染する接触感染が、感染の理由で大きいと言われています。

 

接触感染をしないためにできる予防策は「手洗い」

 

手が汚染されやすいので、手をきれいにする。

 

 

飛沫感染としては可能性はあるとしても、接触感染の方がリスクは高い。

 

僕らは無意識に鼻や口、目を触りがちです。

 

その無意識の動作から感染してしまうのです。

 

 

話がそれましたが

 

 

マスクをつける理由として

 

共通するものとして

「人から細菌やウイルスが外に出ることを予防する」こと

 

繰り返しになりますが

 

マスクが効果を発揮する使い方としては

「症状のある人がマスクをして飛散を防ぐこと」

 

ですので、まずは症状のある人がマスクをする必要があり

 

その上で、症状がない人がマスクをすることは

鼻や口からの飛沫感染を防ぐお守り程度には効果はあるのかなと思います。

 

 

その上で

・どういう目的をもってマスクをするのか

を考えて行動していくことが重要かなと思います。

 

 

感染怖い!!! ⇒ マスクしよう!!!

 

 

の思考でいると

怖いからという感情で物事を判断、行動しているので

恐怖感や不安を煽られた時に、冷静に判断できず相手の言う通りにしてしまったり、詐欺に会う可能性もあるので

 

現在わかっていること、情報を得た上で考えて

自分の目的をもって行動していくことが重要だなと思います。

 

 

以上をまとめると

・マスクの目的は、「人から細菌やウイルスが外に出ることを予防する」こと

新型コロナウイルスの感染経路は「飛沫感染」と「接触感染」。多くは自分の手についたウイルスなどから感染する「接触感染」

・思考停止して症状がなくともマスクをすることは、今後情報操作された時に詐欺に会うリスクが高くなる。