勉強や読書をして時間をかけた割に覚えていない理由を分析してみた
ビジネス書や教科書を勉強した時に
知らない分野だとまず読むことに時間がかかりますよね
そして、時間をかけた割にはほとんど覚えてない
「自分なんのために勉強していたんだろう」と思うことはありませんか?
その原因としては
・学校で“勉強の仕方”は教えてもらえない
・“自分なりの”勉強の仕方を見つけなければいけないがよくわからない
・暗記するとだいたいテストの点が取れてしまう
・授業は1ページ目からやっている
・黒板を書き写すような作業をする
などが挙げられると思います
このように授業を受けてきた人は
内容は記憶に残りませんし、面白さを感じません
そして勉強ができるようにもならず、テストで点数をとることができない
そのような経験をした人は大人になってからも
「時間をかけた割には覚えることができない」
と言うような状況になってしまうのかなと思います。
そもそもの“勉強のやり方”が間違ってしまっているのです
本日の結論
「ビジネス書や教科書は1から読んでも記憶には残らない」
本日はビジネス書や教科書を1から読んでも記憶に残らない理由や
どうすれば記憶に残しやすくなるのかについてまとめていこうと思います。
もくじ
⒉「集中力があれば…」「記憶力があれば…」と考えるのは効率的じゃない
⒈人の記憶の残るのは“今現在興味があること”だけ
まずは、本を読んで覚えていることを思い出してみてください
内容を覚えている本はどんな本でしょうか
ビジネス書と小説を比較して考えてみると
圧倒的に小説の方が記憶に残りやすいのではないのかなと思います
これは脳の機能から考えると理解できて
物語は記憶に残りやすく、エピソード記憶に分類されたりします。
小説が記憶に残りやすいのは物語になっているから。
ビジネス書や教科書は物語になっていないので
1から読んでも記憶には残らないし
記憶に残るとしても“今現在興味があること”だけ
それ以外は集中して文章を読めないし、途中でつまらなくなって読めなくなってしまう
実際に以前読んだ小説のことを思い出してみてください。
なんとなく物語の流れを覚えていませんか?
それに比べて、ビジネス書や教科書を読んだ時は
調べたところや気になっていたことしか覚えていないのではないでしょうか
ビジネス書や教科書は物語になっていないので
仮に1ページ目から読んだとしても記憶に残すことはできません。
⒉「集中力があれば…」「記憶力があれば…」と考えるのは効率的じゃない
「 文章を読み続けられないのは集中力がないからだ」
「記憶力を上げれば覚えることができるはずだ」
そのように思う方は勉強で苦労されてきたのではないかと思います。
そして今現在も。
このように思われる方は、理由として
勉強のしかたがよくわからず、授業についていけなかったり
テストで点数が取れなかったりしたのではないかと思います。
集中力があればできるはずだ…
記憶力を上げることができれば勉強ができるはずだ…
このたらればに苦しめられて学生時代を過ごされてきたのかなと思います。
⒊今もっている記憶力を最大限に使うたった一つのポイント
集中力や記憶力にこだわらずに
現在の記憶力を使って勉強するポイントについてお伝えしたいと思います
このポイントを意識するだけで
現在の記憶力を存分に発揮することができ
記憶力を向上することもできるのではないかと思います
ポイントは1つだけで
わからないことだけをピンポイントで調べて、それ以外は調べない
なんのためにビジネス書や教科書を開くのかと考えると
「勉強するため」ですよね
なぜ勉強するのかを考えると
「わからないことを知るため」だと思います
「勉強しないといけないから」だとしても
知らないことがあるから教科書を開くのではないかと思います
わからないことを調べる人の心理としては
少なからず「わからないことを知りたい」と言う欲求があります
勉強を始める時は、まずはこの「欲求を満たす」ことを優先にすることで
勉強を続けることができますし
「理解する」ことは、モチベーションにつながっていくので
このポイントを覚えておくことはおすすめです
そして、この欲求をみたすように勉強し続けることで
より集中して勉強に取り組むことができるようになり
知っていることが増えることで
理解しやすい状態、記憶に残りやすい状態に段階的になっていくのです
以前書いたブログで記憶力を高める方法について書いているので
こちらも見ていただけると理解が深まるかと思います
以上をまとめると
・人は今興味のあることしか記憶には残らない
・物語になっていないビジネス書や教科書はそもそも記憶には残りにくい
・わからないことをピンポイントに勉強し、理解すると効率よく記憶に残すことができる