遅読は欠点か?読書で速く読むことが重要ではない話
読書をしている方に質問ですあなたは読書のスピードが早い方でしょうかそれとも遅い方でしょうか。遅いと感じている人はそのことをマイナスに考えたりしてないでしょうか
読書スピードが遅いと言うことがなぜ劣等感に伝わってしまうのか、本当にスピードが遅いことがデメリットなのか短所なのかということについてまとめていきたいと思います
本日の結論
「読書スピードが遅いのは完璧主義だから」
もくじ
⒈遅読家は真面目すぎる
⒉遅読は欠点か?
⒊完璧主義を捨て淡々と知識を溜めれば読むスピードは自然に上がる
⒈遅読家は真面目すぎる
読書のスピードが遅いのは、1文字1文字、1行1行をしっかり追おうとしたり意味を理解しようとするので読むスピードが遅くなってしまう。
熟読をしなければいけないとかしっかり読まなければいけないという気持ちや完璧主義が原因となっています。
実は1文字1文字の重要性はあまり無く
全体の文脈の中の1文字、1単語、1行という認識ができていないことにより、1文字1文字にこだわってしまうことがあるかもしれません。
以前のブログと重複してしまいますが本を読む際には
読書の目的をしっかり持つことが大事です。
読書の目的は「自分が知りたいことを知ること」です
自分が知りたいことを知ることができればその本は一旦閉じてしまうのが重要です。
「はじめに」から「終わりに」まで読む必要はないのです。
⒉遅読は欠点か?
本当に読書スピードが遅いことが悪いのか、デメリットなのかを考えてみると
読書スピードが遅いと言うのは視点を変えれば
・しっかり読んでいるということ
・中身を理解するために丁寧に読んでいるということ
これは熟読をしようとする姿勢であり、中身を理解することができるかなと思います。
反対に読書スピードが速い人の中に、ただ速い人と言うのがあります。
僕は速読の効果をあまりオススメしていませんが
読むスピードが速い=中身の理解も伴っている
ということがあまり言えないなと思います。
たくさん読んでいるけれど中身の理解の伴わない読書は
ただの紙をめくるだけの作業になっていることがあります。
その人に比べると、読むスピードが遅いとしても中身の理解をしっかりしている人の方が
確実に成長することができていると思います。
遅読=欠点
ではないなと思います。
⒊完璧主義を捨て淡々と知識を溜めれば読むスピードは自然に上がる
遅読家にとって一番いいのは
ある程度の読書スピードがあって、中身の理解もでき、自分に身に付く本の読み方をすることですよね。
そのために、本を読むときに自分がその本から何を知りたいのかという目的を明確にして
その部分だけをしっかり読む、知りたいと思う所だけ熟読するといいのです。
読むべき場所を限定することで、熟読の利点をうまく使うことができるようになります。
読むべき場所を確実に読むことで、遅読の弱点をカバーすることができます。
そして、本を読むスピードは知識の量とも比例しており
知識の量が増えることで、文章の理解するスピード、読むスピードが速くなるため
自然と速くなることができると思います。
以上をまとめると
・遅読家は真面目過ぎて全てを熟読しようとする
・遅読家は読むスピードが遅いが熟読するため内容の理解をすることができる
・知識の量と読書スピードは比例しているため、コツコツと知識を貯めることが重要