読書で頭の回転は速くなるのか?
仕事をしていると頭の回転が速い人と言われる人がいますよね
通常の仕事も早くこなしていたり
難しい案件も難なくクリアしていく
現在の社会において仕事のできる人というのは
頭の回転が速い人とも言われるのかなと思います。
実際いまだにこの“仕事のできる人”というのは求められている部分もあり
仕事ができるようになるために頭の回転を速くしたいなと思うのかなと思います。
今回は“頭の回転が速い人”について考えてから
読書習慣が頭の回転にどのような効果があるのかについて考えていこうと思います。
本日の結論
「ただの読書では頭の回転は速くならない」
もくじ
⒈頭の回転が速い人というのはどういう人か
⒉読書をして頭の回転が速くなるのか
⒊頭の回転が早いかどうかは生まれ持った能力の違いなのか?
⒈頭の回転が速い人というのはどういう人か
頭の回転が速い人がどんな人何かを考えてみると
“判断が早い人”かなと思います。
もちろん知識を引き出すスピードが速かったり、例えば計算するスピードが速い人も頭の回転が速いと言われると思いますが
仕事における頭の回転の速い人と考えると
やはり判断の速さがキーポイントになるのかなと思います。
情報を的確に収集し
その場にとって1番的確な選択を導き出し
その選択を躊躇なく選択する(判断する)スピードが速い
頭の回転が速い人はこのような能力が優れているのかなと思います。
多くの仕事の現場で重宝されてきている人と言うのは
このように頭の機能を使うことができている人なのかなと思います。
実際に読書でこのような“頭の回転の速さ”は身につくのか考察してみようと思います。
⒉読書をして頭の回転が速くなるのか
実際に僕は読書をするようになってから現在に至るまでようやく7年ほどになりました。
初めは、読書の目的やインプット・アウトプットの方法について知らず、効率の悪い方法で読書をしていたなと思います。
学生時代に読書をしていた時の目標は「知識を増やすこと」でしたのでひたすらインプットをしており、時々知識を引き出す練習のためにアウトプットをしていたような感じでした。
そのため読書をして頭の回転が速くなったかというと“仕事で重宝される頭の回転の速さ”については身についておらず、知識を素早く引き出す速さは身についていました。
「知識を増やすこと」という目標は、記憶に残す力や記憶を引き出す力を身につけるには適していたのかなと感じました。
ただ、情報を元に判断を下すということに関しては、目標とは違っていたこともあり、学生のときにした読書では身に付けられなかったなと思います。
「じゃあ読書をしても頭の回転は速くならないんだな」
と思われる方がいらっしゃるかと思いますが
ただ、読書をすることでも考えたり、判断するために必要な知識は身につきますし
理解するための想像力やどの本を選んだ方がいいのかという選定力は身につくのかなと思います。
そういう意味では、事実、頭の回転に関しては速くなると言えるかなと思います。
⒊頭の回転が早いかどうかは生まれ持った能力の違いなのか?
頭の回転の速さは生まれつきのものなのだろうかと考えてしまう人もいるかもしれません。
事実、物事の判断が早い人と遅い人というのはいて
知識が多いからとか
経験が多いからという理由だけで判断が早くなるとは一概には言えないのかなと思います。
ベテランでも判断の遅い人というのは周りにもいると思いませんか?
判断の速さに関しては
・情報収集能力
・その場に適応した的確な答えを導き出す力
・その答えを決断する力
この3つの能力が、判断の速さ(いわゆる頭の回転の速さ)に関係していると思います
そして、この3つの力を鍛えるためには、ある条件があると考えます。
“時間の切迫度”
です
限られた時間の中で、最適解を出すという能力は
ダラダラと過ごす時間の中では身につかないものです。
人は締め切りがあることでやる気を出すことができるという心理法則がありますが
他にも時間のなさというのは、判断力を身につけるためには重要なキーワードかと思います。
実際看護師の中でも判断の早い人遅い人というのは
働いている環境によっても変わっているような気がします。
時間の切迫度と個人の判断の速さが相乗効果になり、判断の速い人、仕事ができる人というのが存在しているのかなと思います。
そして、仕事のできる人は往々にして、時間の使い方も上手だなと感じています。
※読書で頭の回転を速くする方法を考察してみた
読書で頭の回転を速くする方法について考えてみました。
①読書をする目標を「判断力を早くする」に設定し、読書を行なってみる。
②普段の自分の読書スピードを測り、それより短い時間で読むように決めて読み始める。
③読み終わったときに、現在読んだページに書かれていた重要なことや自分の気になった内容について誰かに話したり、ノートに書き込んでいく。
④どの情報が重要で、どの情報を捨てるのかというのを判断してアウトプットしていきます。
これを繰り返すことで
情報収集能力を身につけることができる
そして
アウトプットの段階で取捨選択の判断力を担うことができると思います。
この読書において、重要なことや自分の気になったことをアウトプットするようにしていますが、
この内容を「仕事において重要なこと」に限定して行うことで「仕事場で求められる判断力」を鍛えることができるのかなと思います。
この方法で仕事場以外でも、仕事に必要な判断力を養うことができると考えられますね。
以上まとめると
・仕事における頭の回転が速い人というのは“判断の速い人”
・通常の読書を行なっていると知識の引き出しのスピードは速くなる
・読書の方法によって“判断を早くする”練習はできる