他人から自分を知ることができるのか
「あの人を見ているとイライラしてくる」
「あの人の言葉でモヤモヤした」
「なんであの人は自由気ままに振る舞ってるの。羨ましい」
友人や家族、他人を見ることでイライラしたことやモヤモヤしたことはないでしょうか
自分の感情が動くときは自分を知ることができるチャンスです。
自分を知ることはより効率よく成長していくために必要なことです。
じゃあどうしたら自分をより知ることができるのか
答えは“自己分析をするといい”です。
ただ
「自己分析って何をしたら良いのかわからないよ」
という声がありそうなので、
身近に存在する自己分析のヒントをお伝えしたいと思います。
本日の結論
「他人を見れば自分を知れる」
です。
本日は、他人から学べる自分のことについて書いていこうと思います。
もくじ
⒈他人から自分を知ることができる理由とは
なぜ他人みることで自分を知ることができるのか
他人を見ることで「あれ好きだな」「これ楽しいな」と
自分が共感できることを知ることができる。
そして、他人を見てプラスでもマイナスでも自分が反応する点を知ることができると、マイナスの部分は自分が受け入れたくない物を、今目にしている、ということを知ることができ、自分を変えることができます。
「その受け入れたくないことは自分にとって悪いことでしょうか?」
「実は悪いと感じている自分がいるだけ」
どういうことなのか
⒉“遅刻すること”はいけないことですか?
以前も記事で書いたことがありますが
質問させてください。
あなたは遅刻がいけないとことだと思っているでしょうか?
いけないことだと思っているならそれがあなたのマイルールです
“遅刻をすることはいけないことだと思っている”というマイルール
多くの人はこのルールで自分を縛り付けています。もちろん僕も。
でも遅刻をしてもケロっとしている人もいます
この人にとってはこの遅刻はダメというマイルールは持っていない。
世間的に言えば遅刻をすることはよくないことかもしれません
ただ、良くないと感じる度合いは人にとって違います
・Aさんにとっては100%のうち40%程度
・Bさんにとっては100%のうち90%程度
・Cさんにとっては100%のうち60%程度
あなたがBさんだとしたら、遅刻をする人のことは大罪人くらいのイメージかもしれません。
でも友達のAさんは、遅刻に関しては「よくないと思うけど、遅刻する時もあるよね」とある程度許容している部分もある。
「この受け入れたくないこと(遅刻はしてはいけない)は自分にとって悪いことでしょうか?」
「実は悪いと感じている自分(100%のうち90%くらい遅刻は良くないことだと思っている)がいるだけ」
このように
他人の振る舞いや言葉は自分の中のマイルールを知ることができます。
マイルールは有効に活用できる時もありますが
多くは(しないための理由を作るための)言い訳を作るために活用されてしまいます。
他人は自分を知ることのきっかけになります。
そして、自分を知ることで認識を変えられるため他人をより知ることができます。
⒊マイルールは冷静に物事を見られなくしてしまう。
自分の認識が変わることで他人をより知ることができると書きました。
どうしてより知ることができるのか
自分の認識が変わることで、マイルールが変わります
“ダメ”だと思っていたことが、“ダメじゃないかも?”と思ったり、“ダメじゃないと思ったりする。”
自分の認識が変わることで何が起こるのか?
・マイルールの基準の条件がそもそも変わったり
・基準の幅が広がったりする
人はダメだと思っていることがあるとそこに目が向いてしまって、冷静に全体を見ることができません。
ダメだと思っていることがダメだと思わなくなることで、そのこと以外のことも含めて全体を見ることができる。
このことで他人のことが冷静に見ることができ、より相手のことが知れるようになります。
もし自分を知る方法がわからなかったり、うまく自己分析ができないという人は
このように他人の言動から学ぶという方法も有効だと思います。
以上をまとめると
・他人から学べることはかなり多い
・知らず知らずに作り上げてしまったルールは、他人を見ることで知ることができる
・自分のマイルールが変わることで、苦手な人を冷静に知ることができる。