「始める」ブログ

誰かの、何かを「始める」きっかけに

むやみやたらに多読をしても成長できない理由

「本は読んだ方がいい」

 

あなたもこのように言われて育ったことはありませんか?

 

僕も言われて育ってきました

 

 

本は読んだ方がいいと言うものの

・読み方

・読んだ後の使い方

・読む目的

 

 

については教えてもらったことはないと思います。

 

 

今日のタイトルの「多読」について

本を読み始めたときの僕は誤解していました。

文字通り沢山本を読むことだと思っていました。

 

実際に沢山本を読むことでは成長することができません。

 

本日は

本を沢山読むだけでは成長できない理由と

どのように本を読むことで成長していくことができるのかについてまとめていこうと思います。

 

 

もくじ

⒈多読のやり方が違う

⒉読書初心者はそもそも本を読めていない

⒊成長する本の読み方とは

 

 

 

 

⒈多読のやり方が違う

 

そもそも多読は意味があるのか、と言う話からしていきます。

 

多読自体は「意味があること」です

 

実際に成功している人たちも本を大量に読んでいます。

 

ただ、読書初心者の方は初めから大量の本を読むことができませんし

成長のできる本の読み方をすることができません。

 

本来の多読とは

「自分が成長することができる本を多く読むこと」

 

成長できない本を沢山読んだとしても

少し知識が増える程度で大きく成長することができません。

 

初心者が陥りやすい読書の間違いですね。

 

 

⒉読書初心者はそもそも本を読めていない

 

「そんなことはない!本は読んでいるし、意味も理解できている!」

 

そう思った方に質問です

 

その本の知識は自分に身についているでしょうか?

その本の内容を使って自分の成長に役立てることができているでしょうか?

 

ここで「うーん…」と思った方は

・本の読み方

・本の使い方

が適切ではなかったということ

 

ただ、今から方法を変えることで成長することができるので

今までやってきたことがムダだったとは思わなくて大丈夫です。

 

 

⒊成長する本の読み方とは

 

成長する本の読み方とは何か

 

まず本を読む目的を決めましょう

・何のために読むのか

・この本から何を学びたいのか

・学んだことで何につなげていきたいのか

 

そして目的をはっきりさせた状態で本を読んでいきましょう。

 

目的をはっきりさせた状態だからこそ

「アウトプット前提で本を読む」

ことができるのです。

 

このアウトプット前提であるかないかで

知識の定着量が大きく変わります。

 

無目的で本を読んでも知識は右から左へすり抜けていってしまいます。

そして、使える知識でもアウトプット前提でなければ使い方を想像しながら読むことができないため

知識と実践がつながらず、行動に移すことができません。

 

反対に目的ありきだと、知りたい部分を集中して読むことができますし

この知識をどうやって使おうかと言う視点で本を読んでいるので

現在の仕事や悩んでいることにうまく使うことができるように本を読むことができるのです

 

少し話がそれますが

知識を行動につなげることが一つの作業として労力を使います

この労力を知識習得の段階で行うことで、実際に使う時スムーズに行うことができるのです。

 

「そのやり方めんどくさそうだな」

 

と思った方は実はもったいないです。

 

このやり方をすることは手間がかかりそうに思えると思いますが

実は記憶定着しやすい方法でもあるのです。

 

ただの知識を知識として覚えることは

知っていることでもただ覚える作業には時間がかかります。

 

本を読んで覚える時に

「この場面でこのようにして使ってみたらどうだろう」

「この場面なら、この知識を使うことができそうだな」

と考えながら読むことで場面と知識が繋がり

ある意味エピソード記憶のようになり、記憶に残りやすくなるのです。

 

めんどくさそうに思えて

実は効率の良い暗記方法だったりするのです

 

 

以上をまとめると

・間違った多読をしてはいませんか?効果のある多読を行おう

・本の読み方を教えてもらったことはありますか?成長する読書の方法を身につけよう

・読書をする目的をはっきりさせることで、成長する読書ができるようになる