トイレットペーパー買い占めが終了した理由を分析してみた
トイレットペーパーの件で
ニュースでやっていた某スーパーの系列店に行ってみると
ニュース通りにトイレットペーパーが積まれていました
マスク、アルコール消毒剤の買い占め、転売はまだあるようで
しばらくマスクとアルコール消毒剤が売っているのを見ていません
トイレットペーパーに関してはデマとして報道されましたが
報道後もしばらく店頭に並んでいませんでした
報道の際に繰り返し“トイレットペーパがない”映像が繰り返し流れた影響で
人々は不安を感じ、“買い占め”行動をとってしまったと思われます
今回この某スーパーの対策とニュース報道により
トイレットペーパーの買い占めが収まったような感じがしました。
その理由について分析してみると
人は視覚的な印象づけに左右されます。
報道で積み上がったトイレットペーパーを見ることで
買い占めなくても大丈夫という気持ちになったのです
それが報道で繰り返し報道されることで、不安が払拭されたのだと思われます
写真の中に書いてある“お一人様10点限り”という書き方も
「あー、それだけあるんだな」と思うことができますよね。
視覚的な印象というのは人に大きな影響を与えます
例えばダイエットをする時にお皿に少なく盛ると「いつもより足りない」と感じ、満足感を得ることができなくなります。
普段使っている皿と盛り付けている量を視覚的に人は覚えており
その量より少ない場合に、視覚的に「足りない」と感じるそうです。
視覚的な情報は、全体の8割を占めていると言われています。
意識せずとも普段あるものがないことで僕らは「不安」を感じてしまう
あるものがなくなると聞けばそれを「欲しい」と思うようになる。
それの逆パターンを某スーパーは行ったことで
買い占めを止めることができ
転売の意味をなくすことができたと思います。
人の心理は環境で大きく左右されてしまうことを再確認した出来事でした。